登山 登山装備

トレッキングシューズを買替え。新しい登山靴にAsolo(アゾロ)を買った!

投稿日:2016年3月15日 更新日:

北海道ではあと2ヶ月ちょっとすると低山から山開きが始まります。

早く山に行きた。今は夏山の縦走に向けて装備を見直しております。

以前より使用していたキャラバンのトレッキングシューズ。もうかなりクタクタなので、新しい登山靴に買替えました!

新しい相棒はAsolo(アゾロ)の登山靴(シンビオ GV)です。

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今年はこれで多くの絶景を撮影したいです:)

ちなみに、Asolo(アゾロ)って聞いたことがありませんでしたが、1975年創業のイタリアメーカーです。

20年程前は革製の重登山靴(ハード高所登山用)で信頼のある一流メーカーだったようですが、ここ最近は他メーカーに押され気味のようです。ほとんど知られていないようですね。私も知りませんでした。

モンベルで扱っていたり、ゼビオのような量販店で扱われていたりもしています。

Asolo(アゾロ)の登山靴を買った

新しい装備はわくわくします:)

今までのトレッキングシューズ

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いきなり汚い靴の写真で申し訳ありませんが、これが今まで3年間使用してきたキャラバンのトレッキングシューズ(C1-02S)です。本当に汚いですね・・・登山の度に泥を落として綺麗にしていたのですが・・・。

これを履いて旅行や登山で1000kmは余裕で歩きました。1500kmくらいは歩いたかと。ただ、かなりボロくなって簡単に浸水するし、ホールド感もなくなってきました。

そして、ソールが柔らかいので、もう少し硬いソールのものが欲しいです。

1万円ちょっとの安価なシューズだったのですが、3年間使い倒したなという感じです。ということで、買替えです!

登山靴を買う前の簡単な予備知識

登山靴を買うと言っても何を買えば良いのかよく分からないものです。一体、何が適しているのか・・・。

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そんな時は簡単な予備知識を頭に入れておくと良いです:)

まずはソールの硬さ。

ザックの重さが7kgまでなら(容量30Lくらいまで)、ソールを手で強く曲げてしなる程度のものが良いです。柔軟性があり歩き安いです。

ザックの重さが7〜15kgくらいなら(容量30〜50Lくらい)、ソールは手で曲がらないくらい硬く、履いて爪先立ちをするとしなる程度のものが良いです。ザックを背負うと適度にしなり歩きやすいです。

ザックの重さが15kg以上なら(容量50L以上)、ソールは履いて爪先立ちをしてもしならないくらい硬いものが良いです。本格的な登山靴です。

というように言われています(参考:遊歩紀行)。これは歩く地形や距離によっても違うので一つの目安です。がれ場やアップダウンが少ないのなら、1ランク落として考えても良しとなるようです。

また、サイズ感も大切です。

シューズを履いて踵を合わせた際に、爪先に若干の余裕が必要です。ある程度の余裕がないと足を痛めてしまいます。

また、横幅は遊びがなくぴったりなものが良いです。横幅があっていないと、靴の中で足が動いてしまいます。これは良くありません!

以上を踏まえてお店へ:)

実際に店舗へ

通販大好きな私ですが、さすがに登山靴は履いてみないと買えません。

まずは、マムートへ:)

マムートのTeton(テトン)というシューズを狙っていました。

MAMMUT(マムート) マムート テトンGTX メンズ ブラック/アンスラサイト UK7.5(26.5cm) 3020-02550

履いてしっくり来たら即買おうと思っていましたがダメでした。

歩くと踵が浮いてしまうのです。店員さん曰く、「これはサイズや靴紐の締め方の問題ではなく、そもそも足と靴の形があっていない」と言われました。

私は踵が細めのようです。デザインやソールの硬さは良かったのですが、残念。

同じくマムートのT Aenergy(ティーエナジー)も履きましたが、これはソールが柔すぎました。

そして、あれこれミレーやバーグハウスを経てモンベルへ。

モンベルの店員さんにかなり豊富な知識をお持ちの方がいて、私の足を見てすぐにアゾロを選んでくれました。

履いてみてサイズ感がかなり良かったので、購入です!

Asolo(アゾロ)の登山靴

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イタリアメーカーなので幅は細めです。

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ただ、甲は高めです。足首の周りは柔軟性があります。それでいて、しっかりサポートしてくれます。

ちなみに、この商品は型落ち品です。割安だったのですが、欲しかった青系色が売切れでグリーンを購入です:)

デザインはかっこいい。さすがイタリア!

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ゴアテックス製で防水性能もあります!

ソールの硬さは、今までのキャラバンよりは断然硬いですが、マムートやモンベルの同価格帯(2万円台)のシューズと比べればやや柔らかいです。

手で曲がらなく履いて爪先立ちをするとしなる程度なので、ザックが7〜15kgくらいまでに適しているとなります。

私の場合、ザックは15〜20kgとなるので、ソールの硬さが不足となります。ですが、殆ど岩場を歩かないし、傾斜の緩い道を2、30km長距離歩行することを考えると、これくらいのソールの硬さが良いとなります!

とにかく、これを履いての山歩きが楽しみです:)

まとめ

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ということで、登山靴を買替えました。

これから少しづつ装備をアップグレードしていきたいです:)


  1. みこ より:

    札幌にいる登山初心者女性です。アゾロの靴を調べてこちらにたどり着きました。解る範囲で教えて下さいますか?好日山荘でシロオのライトトレッキングPF430を幅狭の私に合ってるのではと薦められたのですがこちらもアゾロの子会社絡みらしいのですが知っていますか?

    • ワイズカメラ より:

      みこさん

      コメントありがとうございます:)

      シリオなら、イタリアの登山靴メーカというのは知っています:)でも、ただ知っている程度で詳しいことまでは分かりません。
      日本人の足に合っていると聞いたことがありますが、私は履いたことはありません。

      実際の履き心地はいかがでしたでしょうか?同じイタリア製のアゾロは結構幅細でした。
      他の店舗に行って色々見てみるのも良いかと思います。先日、桑園の石井スポーツに行ったら店員さんがとても知識豊富で色々教えてくださいました。マムートの店員さんは本人は登山していないような感じでした。店員さんにも知識の幅があるのだなと改めて実感しましたよ:)

      • みこ より:

        返信ありがとうございます。石井スポーツ行くと石井で出している靴?!の押しが強い、と聞いていて躊躇していました。私の様な素人は店員の意見が8割ほど影響受けるので、自分でももう少し調べてみます。現在Dannerの靴です。秀岳荘で安売りしてて1足目の靴。物は悪くないと思うのですが幅が私には広いのか…選び難しい!また、ブログコメントしたいです!

        • ワイズカメラ より:

          みこさん

          ご返信ありがとうございます:)

          石井押しといのもあるのですね・・・。
          靴は最重要ですからね・・・。欧州メーカーなら幅が細めなので良いかもしれませんね:)

          またコメントお待ちしております:)

  2. 青ぱんだ より:

    SIRIOはイタリアのメーカーですが、日本人向けの幅広木型を使っているというのがウリです。ただし、幅は広いのですが、甲は比較的低めなので、昔ながらの「幅広甲高」に合うとはかぎりません。最近は細身のスマートな足形の日本人も増えてきました。靴文化が定着してかなりの時間が経ちましたからね。自分の足形を知るためにも、店に行って履いてみるのが一番です。そのとき、合わせる靴下を持参しましょう。

    無雪期用の靴として、ASOLOのSymbio(現在はDrifterにモデルチェンジ)とMAMMUTのTetonは良い選択だと思います。細身の足形ならASOLO、日本人らしい幅広甲高ならMAMMUTの、どちらかが合うでしょう。もちろん、実際に履いてみることが肝腎です。夏山なら3000mのアルプスまで対応しますし、テントや寝袋、炊事道具が軽量化された現在なら2~3泊のテント縦走も可能でしょう。東北以北でなければ、2000m以下の冬山(軽アイゼンで登れる範囲)も大丈夫です。つまり、一年を通して、いちばん出番の多い靴になると思います。

    Tetonを狙い、けっきょくSymbioを買ったWise Cameraさんの見立てと選択に「あっぱれ!」ですね。

    • ワイズカメラ より:

      青ぱんださん

      コメントありがとうございます:)

      ASOLOのSymbioはすでに何回か履いていますが私の足へのフィット感は抜群でした。
      23kg程度の荷物で一泊しましたが問題ない感じでした。
      これで3000m級までいけるのですね、是非とも北アルプスまで行ってみたいものです:)

      ありがとうございます。
      良い買い物ができたと思います:)

      • 青ぱんだ より:

        店で北アルプス、3000mの稜線と伝えると、たいていはもっと堅牢な靴を勧められるのがふつうです。しかし雪のない季節なら、標高2000mでも3000mでも、必要な機能は変わりないのですよね。日本の山は、一般向けのガイドブックや登山地図にない、いわゆるロープやハーネスが必要なクライミングルートは別にして、基本的には「歩いて」登れます。鎖やハシゴの設置された岩場は低山にもあるし、クライマーでなくても通過できるよう、それらがあるのですから。

        山小屋泊まりはもちろん、軽量化された昨今のテントやマット、寝袋、バーナー、その他を考えれば、テント縦走だって荷物は20kgにはならないでしょう。であれば、このクラスのトレッキングブーツで十分だと思うのです。

        ショップとしては、客の技術や経験はわからないわけで、どうしても安全マージンを大きめにとってしまうのでしょう。しかし、アプローチの林道歩きが苦痛になりますし、ふつうに歩ける縦走路(標高が高いだけで丹沢や奥多摩と大差ない)では、かえって疲れが増してしまうかもしれません。よくわかった店員と、じっくり相談しないと「過ぎたるは…」に陥る可能性もありますよね。

        北アルプスは未だでしたら、人気の表銀座縦走(燕岳~槍ヶ岳)やアプローチの便利な常念山脈(常念岳・蝶ガ岳)、徳本峠越えなどがオススメかもしれませんね。後二者なら9月末から10月の紅葉シーズンも狙い目ですし、1泊でいけますから。

  3. 青ぱんだ より:

    登山用品店に行って「3000m」「北アルプス」というキーワードを告げると、たいていはもっと堅牢な靴を勧められますよね。たとえ「縦走」「無雪期のみ」であっても。しかし雪がない季節なら2000mでも3000mでも必要な機能は変わりないし、保温性を心配することもありません。今の靴はみなゴアですから、防水性も問題なし。鎖場やハシゴは1000m前後の低山にもあるし、北アルプスの縦走路だって、岩場が延々と続くわけでなく、標高が高いだけで一般登山道と同じです。

    店としては、客の経験も技量もわからないので、どうしても安全マージンを大きく取ってしまうのでしょうね。そのうちテント泊や岩稜歩き、雪山を目指したくなる人もいるでしょう。そのために大きく重い靴を履いていたら無駄に疲れてしまいます。往復の交通機関はもちろん、林道などのアプローチが苦痛になってしまいます。

    私などは旧人類ですから、夏も冬も縦走も岩登りも一足の革製ドタ靴(両方で3.2kg超)にウールの靴下重ね履きでした。それしか選択肢がなかったからです。今は登山靴も「履き分け」時代でしょう。いきなり雪山を目指す人なんていないはずで、それが必要になった頃に冬用登山靴を買い足せば良いと思います。ハードな山、岩場に行く頃には、最初の靴も引退時期が近いはずです。

    山に登っていると「そんな靴で大丈夫」と心配になる人もいれば、反対に「大袈裟すぎませんか」と思うこともあります。使う人の立場になって商品を選んでもらうには、よくわかった店員さんとのコミュニケーションが大切ですよね。今履いてる靴がだいぶくたびれてきました。私もそろそろトレッキングシューズを新調しようかな…。

    • ワイズカメラ より:

      青ぱんださん

      お返事ありがとうございます:)

      シューズは使うシーンも様々で、足の形状も千差万別なので選ぶの難しいですよね。

      必要に迫られた時に必要なものを買い揃えていくのが正解に近ずくのだと思います:)

      ありがとうございます!

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