登山 登山日記

雌阿寒岳〜阿寒富士登山。地球の鼓動を感じる活火山。

投稿日:2015年6月1日 更新日:

登山に行ってきました。

今年初登山です。場所は雌阿寒岳(1499m)〜阿寒富士(1476m)を回ってきました。

雌阿寒岳と阿寒富士とは

雌阿寒岳(めあかんだけ)と阿寒富士というのは北海道阿寒町にある山です。そして、雌阿寒岳は百名山で活火山です。
雌阿寒岳〜阿寒富士

ここです。

Googleアースで見るとこんな感じです。
雌阿寒岳〜阿寒富登山士
手前が雌阿寒岳で奥が阿寒富士です。

コースタイムは登山口から雌阿寒岳山頂まで3kmで2時間。さらに、そこから阿寒富士山頂まで1.7kmで1時間です。

往復9.4kmで5時間といったところです。

カメラ機材

一応カメラ機材についても書きたいと思います。

いつもは焦点距離18ー200㎜の高倍率ズームレンズ1本で登山に行っていたのですが、友人にそのレンズを譲ったので、今回は他のズームレンズを持っていきます。

できるだけ必要なものだけで、不要なものは持たないようにします。登山は軽いが正義です。

 

まず、標準ズームレンズ。これは絶対必要です。使用頻度か高いです。

次に、広角ズームレンズ。これも使えるレンズなので必要です。

そして、望遠ズームレンズ。そんなに使わないかもしれないけれど、有るとここぞという時に活躍してくれます。要ります。

最後に、マクロレンズ。森で苔とか芽とか撮影するかもしれません。必要です。

・・・・・・・・・・・・・・。結局、レンズ4本持つことにしました。持たないで後悔より、持って後悔です・・・。

カメラ本体、三脚や予備バッテリーなどの小物を入れて4kg弱です。
FullSizeRender
ザックの中がほとんどカメラ機材になりました。重い。

雌阿寒岳〜阿寒富士登山開始!

朝5時30分スタートです。
雌阿寒岳〜阿寒富士登山
気持ちのよいアカエゾマツの林を歩きます。

道がわかりにくく迷いそうでした。それでも1時間ほどで高いところまできました。

見晴らしが良いです。
雌阿寒岳〜阿寒富登山士

下はオンネトー湖です。

オンネトー湖は見下ろしても真っ青でした。
雌阿寒岳〜阿寒富登山士

天気は最高です。

そして、コースタイム通り2時間弱で山頂近くにたどり着きました。
雌阿寒岳〜阿寒富登山士

先のGoogleアースの写真を見てわかるように、雌阿寒岳には2つの沼があります。そして、これがその1つの「赤沼」です。赤ではなく泥!?の色をしています。

火口は写真で見るより断崖絶壁でした。

そして山頂到着。
雌阿寒岳〜阿寒富士登山
2時間とはいえかなり堪えました。運動不足です。しかも、レンズが重い。

ただ、疲れを吹き飛ばす絶景です。
雌阿寒岳〜阿寒富登山士

日本じゃないみたいです。

記念に撮影。
雌阿寒岳〜阿寒富登山士

ちなみに、右側の尖っている山が雄阿寒岳(おあかんだけ)です。

今登っているのが雌阿寒岳なので、雄・雌あるんですね。
雌阿寒岳〜阿寒富登山士

確かに雄っぽい・・・。いや、よく分からないです。

反対側には、雌阿寒岳の火口を越しに阿寒富士が見えます。
雌阿寒岳〜阿寒富登山士

なんとも壮大な風景。

火口からは「ゴーォォォ!」という轟音と共に、ものすごい勢いでガスが吹き出ています。ちょっと怖いくらいです。

そして、左側にあるのが「青沼」です。

青沼は本当に青いです。
雌阿寒岳〜阿寒富登山士

きれいです。ただ、近くに行くとものすごい硫黄臭で喉が痛くなります。

 

次に、阿寒富士に登るために雌阿寒岳を降ります。

振り返った時の景色です。崖の上が雌阿寒岳山頂です。
雌阿寒岳〜阿寒富士登山
写真では規模がわかりにくいですが、相当大きな崖です。

そして阿寒富士が見えてきました。
雌阿寒岳〜阿寒富登山士

この光景を見て、阿寒富士に行くのを躊躇しました。

あんなに降って、またあれ登るの!?

想像以上に阿寒富士はきつそうです。
雌阿寒岳〜阿寒富登山士

近くに行く程、巨大で急勾配に見えます。

迷いましたが、せっかくここまで来たので登る事にしました。
雌阿寒岳〜阿寒富士登山
思ったより砂です。巨大な砂山。めっちゃ登りにくいです。
20150601-DSC_1958
20150601-DSC_1957
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20150601-DSC_1978
20150601-DSC_1962
雌阿寒岳〜阿寒富士登山

20150601-DSC_1981

まだ!!??もーー、しんどい。

30分くらいで行けると思っていましたが、結局1時間ちょっと砂山を登り続けました。

やっと阿寒富士山頂到着です。
雌阿寒岳〜阿寒富士登山
苦労した甲斐がありました。

良い景色。
雌阿寒岳〜阿寒富登山士

先程までいた雌阿寒岳です。

雪と緑がよい感じです。

せっかく望遠レンズを持って来たので使っておきます。

雌阿寒岳〜阿寒富士登山
歩いて来た火口の縁です。巨大。望遠レンズの出番はこれだけでした。

そして反対側。
雌阿寒岳〜阿寒富登山士

山とかはないのですが、ずっと遠くまで見えます。おそらく、十勝平野とか釧路方向です。地平線が丸く見えそうです。

そして、また下山です。

雌阿寒岳〜阿寒富登山士

阿寒富士を下山し、また雌阿寒岳を登り返して帰ります。

雌阿寒岳〜阿寒富登山士

雌阿寒岳〜阿寒富登山士

雌阿寒岳山頂からまた撮影です。何度みても飽きません。

 まとめ

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久しぶりの山を満喫しました。

ただ、レンズはマクロと望遠は不要でした。


  1. ラッキー より:

    初めてコメントさせていただきます。

    とてもよい景色ですね。青沼が特にいいです。最近は噴火警戒レベルが高いところが多く、このような沼(湖)はなかなか見れないものです。

    これからもぜひまた素晴らしい風景写真を見せてください。

    • カメラ初心者 より:

      ラッキーさん

      初めまして。コメントありがとうございます:)

      青沼は本当に綺麗でした。火山ならではの光景だと思います。そうですね、近頃なんだか心配な山が増えてきましたね。

      ありがとうございます。どんどん山に分け入って良い写真を撮りたいと思います!
      これからも宜しくお願いします:)

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