レンズ 機材

「シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」購入レビュー。ニコンのおすすめ超広角レンズ。

投稿日:2015年4月25日 更新日:

読了時間5分

シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」を購入しました。ずっと購入を悩んでいた超広角ズームレンズです。

SIGMA 超広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM ニコン用 APS-C専用 203559

早速、ニコンD7000に装着して散歩に行ってきました。

まず焦点距離8㎜はすごいです。ファインダーを覗くだけで面白いです。さすが唯一無二のレンズ。何気ない風景も全然違って見えます。

ちなみに、購入の際に私が気にした点は、

  1. 出玉であるために扱い難くないか
  2. 描写は満足できる程度か
  3. 逆光への耐性はあるか
  4. 暗くはないか

です。

気にした点を中心に使用感や使っていて思ったことを書いてみたいと思います。

「シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」作例

焦点距離8㎜、F11、SS1/320

焦点距離8㎜、F11、SS1/320

広角レンズだからなのか色もよくでます。

「Sigma 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」

焦点距離8㎜、F8、SS1/2000

センサーが汚れているので太陽の周囲にゴーストっぽいものがありますが、ゴーストではありません。ただセンサーが汚いだけです。

焦点距離8㎜、F11、SS1/250

焦点距離8㎜、F11、SS1/250

東藻琴芝桜

焦点距離8㎜、F22、SS1/60

鴻之舞鉱山跡地

焦点距離8㎜、F11、SS1/100

オンネトー

焦点距離8㎜、F11、SS1/100

雌阿寒岳〜阿寒富登山士

焦点距離8㎜、F11、SS1/1250

焦点距離8㎜、F8、SS1/60

焦点距離8㎜、F8、SS1/60

超広角8㎜は面白いです。圧倒的なパースペクティブ(遠近感)を楽しめます。

超広角の広さ

他にレンズを持っていなかったのでiphone6のカメラと比較です。

まずこの写真。ちなみに、歪んで見えますが、建物自体が湾曲した構造です。

焦点距離8㎜、F11、SS1/250

焦点距離8㎜、F11、SS1/250

同じ場所からiphone6で撮影。

IMG_6703

iphone6も広角ですが、このレンズと比べると中望遠くらいにみえます。

これの写真も。これも歪んで見えますが、被写体のオブジェ!?自体が歪んだ形をしています。

「Sigma 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」

これも同じ場所からiphone6で撮影。

IMG_6702

全体を写すことすら出来ません。もはや同じ場所からの撮影だと思えないくらいです。

撮影していて気持ちいいくらい広く写ります

出玉であるために扱い難くないか

外見はこんな感じです。D7000に装着です。
「シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」
意外に長いです。そして、思ったより軽いです。

外装はつるつるした金属っぽい硬い素材です。マットな外装よりも汚れや傷が付き難そうです。

そしてこれ。出玉。
「シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」
目玉のように飛び出しているためにフィルターは装着不可です。故に、レンズに傷が付かないか心配ですが、レンズキャップがなかなかの優れものなので大丈夫そうです。

これです。
レンズキャップが優れもの
レンズキャップが優れもの
「シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」
こんな感じで、筒状のカバーを被せるようになっています。簡単に脱着出来るので、撮影の時だけ取り外すようにすれば大丈夫そうです。

すごいい。

レンズの扱いに関しては問題なさそうです

描写は満足できる程度か

一番気になる点です。このレンズは、なかなか良い描写をすると思います。

先ほどの写真なんですが、この建物は2,30m先にあります。焦点距離8㎜、F11で撮影です。

DSC_3650-1

シャープに写ります。ブログにアップしてしまうとなかなか分かりにくいかもしれませんが、解像感があってキリっとした印象を受けます。

周辺部に関してもよく写っていると思います。画面四隅のレンガも像がしっかりしています。綺麗な写りです。

 

次はこれです。焦点距離9.5㎜、F11です。

DSC_3667-1

なかなか良い感じです。木の質感や細かな枝先までしっかり写ります。色のりも綺麗です。良い描写をしていると思います。

D7000はローパスフィルター仕様です。ローパスフィルターレス仕様のカメラを使えばもっと解像感は出ると思います。あと、全体的に収差はよく抑えられています

そして、色は濃厚に写ります。空がとても青いです。

F値開放付近で撮影すれば、周辺部は若干ですが甘くなります。でも、F8~F11くらいまできちんと絞れば良く解像します。ピントの合っている部分はF値開放からシャープです。

また、広角だからとピント合わせをおろそかにすると甘くなります。ピントはしっかり合わせる必要があります。AFはちゃんと機能します。

描写性に関しては私は満足です

逆光への耐性はあるか

太陽がピカーの状態で撮影。
「Sigma 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」
F8なのでそれほど絞り込んでいる訳ではありませんが、ゴーストはごく僅かです。ちなみに、太陽周辺のゴーストっぽいものはセンサーのゴミです。

この写真は雲がありますが、太陽は出ている状態です。
「シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」
これもゴーストがないか、あったとしても気付かないくらいです。

結構逆光に強いです逆光への強さは想像より良さそうです。もちろん、完全にゴーストやフレアができないわけではありません。日差しが強い場所や時間帯、あるいは光源の位置によっては様々程度の差はありますがゴーストはできたりします。

暗くはないか

このレンズは解放F4.5です。

超広角ズームレンズで開放F2.8というものがありますが、これは値段が高いし、フルサイズ用でそこまで広角でなかったりします。また、APS-C用の超広角ズームレンズだと開放F3.5というものが多いです。

なので、他と比べるとこのレンズは暗いです。

ただ、私の場合は明るい屋外で絞って使うので全く問題なしです。レンズが暗いことで不便はないです。

室内で使う場合であれば、開放F3.5か開放F4.5の違いでシャッター速度に違いが出ます。しかし、いずれにしても三脚が必要です。なので、室内であってもそれほど優劣はないと思います。

また、開放だと周辺部の描写が甘い場合が多いので、結局絞って使うことが多いです。

お金を使って開放F2.8の高価な超広角ズームレンズを使えば違いは出るのでしょうが、開放F3.5か開放F4.5かの違いであればそれほど差はないと思います。もちろん、使う人次第ですけど。

思ったこと

構図

画角がなかり広いので、画面に余計なものが入ることが多いです。その辺の整理が難しそうです。

あと、肉眼では大きく見える被写体でも、このレンズではその強烈なパースペクティブ(遠近感)でかなり小さく写ります。なので、感覚的に慣れるまで、構図が難しそうです。

個性が強い

例えば、標準レンズであれば、前ボケを使ったり、背景に奥行きが出来るように工夫をして撮影すると思います。そうしないと良い写真が撮れないからです。

一方で、このレンズはありきたりな風景でも簡単に個性的に撮影することができます。もちろん、それはいいことです。しかし、レンズの力に頼りすぎるのは良くないような気がします。

何気なく撮影しない」ということを意識しないと、パンフォーカスでパースペクティブ(遠近感)だけの写真になりそうです。被写体、構図や光の向きなどをよく考えて撮影する必要があると思いました。

まぁ楽しく撮影できればそれでいいんですけどね。

まとめ

悩んで購入したかいがありました。このレンズは一回使えば惚れるレンズです。厄介に思っていた出玉も、今やかわいいチャームポイントに思えてきます。

SIGMA 超広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM ニコン用 APS-C専用 203559

スポンサーリンク


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

いいぞ!「SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM 」。おすすめNikon(ニコン)のレンズ。

読了時間2分 単焦点レンズは明るく安いおすすめレンズですが、ちょっといいズームレンズが欲しいという方も多いかと思います。 そんな時は、「SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM …

Nikon D780とD750との違い。D780の特徴をまとめる。

2020年1月24日のD750の後継機であるNikon D780が発売。 D750は2014年9月25日の発売なので、実に5年3ヶ月ぶりのリニューアルとなります。 果たして、D780はD750と比較し …

自由雲台のメンテナンス。ボールの滑りが悪いのでグリスを塗ってお手入れしよう。

最近、自由雲台のボールの動きが悪くなってきました。キーキーと音も鳴ります。 何となくグリスや潤滑油的なものを補充してお手入れするのだろうなとは想像付きますが、下手なものを塗って失敗したら大変です。 な …

NDフィルターの使い方を詳しく解説!水の流れやスムーズな水面を撮影してみよう!

NDフィルターを使用したスローシャターは風景写真などにおいて非常に人気のある撮影方法です。 肉眼では見られない幻想的な雰囲気を表現できますし、スマホやコンデジでは撮影できなので一眼レフやミラーレスの強 …

フルサイズとマイクロフォーサーズのどちらが良いのか?良い点、悪い点を考えてみた。

私はフルサイズユーザーなのですが、マイクロフォーサーズも良いなと思いことがあります。 フルサイズにはない魅力があります(フルサイズとマイクロフォーサーズを比べるのはナンセンスかもしれませんが)。 では …

About_me_web_site_name

このブログを運用しているWiseCameraです。北海道の田舎在住、写真と山をこよなく愛す男。まだまだ経験や知識を浅いですがコツコツをカメラ勉強中ですので、よろしくお願いします:)

スポンサーリンクEIGHT 実際にストラップを手にしてレビューしました

このサイトについて

一眼レフカメラ・写真初心者のカメラブログ[ワイズカメラ]はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。