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もう少しするとじめじめした梅雨の季節がやってきます。
そこで心配なのがレンズのカビです。
買い揃えたレンズにカビが生えたことを想像するだけでゾッとしてしまいます。でも、防湿庫なんて大げさな物は購入できません。
そこで安くレンズやカメラを保管できるドライドボックスとカメラ用防湿剤を導入しようと思います。
そもそもなぜレンズにカビが生える?
レンズってガラスなのになんでカビが生えるのでしょうか?
ご存知の通り、レンズの表面にはコーティングが施されています。そうすることで、収差やらゴーストやらを防止しています。
実は、そのコーティングがカビの養分となるようです。なるほど・・・カビ恐ろしいです。
湿度が60%以上になるとカビが生えやすくなります。また、多くはないようですが湿度30%台でも生えるカビもあるようです。
一方で、湿度が25%以下になると、カビが生えることは無いようです。
という事なので、湿度を25%以下に保てば良いと思うかもしれませんが、そうもいかないようです。
カメラやレンズに最適な湿度
カメラやレンズにも最適な湿度というものがあるようです。メーカーのHPなどによると湿度40%から50%前後が最適とされています。
逆に乾燥させ過ぎてしまうと、外装のプラスチックが痛んだり、オイルやグリスの一部が揮発して動きが悪くなってしまうことがあります。
なので、程よい湿度を保ってあげる必要があるのです。
デリケートですね・・・。
ドライドボックスとカメラ用防湿剤
最も良いのが、カメラやレンズに最適な環境を保ってくれる防湿庫ですが、なかなか導入できないです。
そこで簡単に導入できるのが、ドライドボックスとカメラ用防湿剤です。
HAKUBA ドライボックスNEO 9.5L スモーク KMC-40
これはカメラ専用ドライドボックスです。ちゃんとフタにパッキンが付いていたりします。大きさも大・中・小とあります。
【まとめ買いセット】HAKUBA 防湿剤 キングドライ 5個入り AMZ-KMC3305
この防湿剤はボックス内の湿度をカメラに良い40%前後に保ってくれます。しかも、8-14ヶ月も持つようなので、もう防湿庫無くてもいいじゃんと思えてきます。
ただ、ホームセンターなどで販売されている衣服や布団用などの防湿剤は使わないでください。なぜなら、乾燥し過ぎてしまうし、成分に塩化カルシウムが使われているので悪影響が大きいようです。このカメラ用防湿剤は酸化カルシウムが使われていてカメラやレンズに優しいです。
HAKUBA 温度計付湿度計 C-51D KMC-51D
こんな立派なものじゃなくても100均とかの物でもいい気がします。
そして、上記した通りカビは湿度30%台でも生えることがあります。そして、防湿剤はただ湿気を取るだけです。なのでカビ防止剤が必要になります。
いろいろ必要なんだな・・・。カメラやレンズは手が掛かります。
HAKUBA レンズ専用防カビ剤フレンズ KMC-04
これを入れて置けばカビにびくびくしなくて済みます。しかも、ボックスにカメラやレンズを入れれば整理もしやすいです。
まとめ
レンズはお金も手も掛かるなと思いますが、カビが生えたら悲惨です。前もって予防しておけば安心できます。