現像・レタッチ

Photoshopでの覆い焼き・焼き込みの簡単な方法。写真に陰影をつけて立体的にする。

投稿日:2021年2月9日 更新日:

レタッチにおいて、覆い焼き・焼き込みは代表的な手法ですね。英語だと”Dodge & Burn” と言われたりします。

私も時々使いますが、人によってやり方が色々あるようです。

ということで、今回は私が使っている覆い焼き・焼き込みの方法をご紹介したいと思います。

Photoshopでの覆い焼き・焼き込みの簡単な方法

覆い焼き・焼き込みツールの基本

覆い焼き・焼き込みツールはPsのツールバーにあります。

これですね。

そもそもですが、覆い焼き・焼き込みツールは部分補正する際に使うツールで、特に明暗を強調するときに使います。覆い焼き・焼き込みツールの違いは以下のようになってる。

  • 覆い焼きツール・・・部分的に明るくする
  • 焼き込みツール・・・部分的に暗くする

光の当たっている部分を強調したい場合などは覆い焼きツールで明るく補正し、逆に影を強調したいときは焼き込みツールで暗く補正するという使い方をします。

これにより明暗が強調され、フラットに見える写真でも、立体的に印象深く見せることができるわけです。

覆い焼き・焼き込みツールの設定

覆い焼き・焼き込みツールのオプションバーの設定項目は共通です。

①ではブラシの直径や硬さを設定します。基本的には円形ブラシで、柔らかい方が自然に仕上がります。

② [範囲] では調整する色調を選択します。シャドウは暗い部分、ハイライトは明るい部分、中間調はその間です。例えば、シャドウを選択すれば画像の暗い部分にだけ効果が及ぶので、ブラシの細かな操作が不要になったります。

③ [露光量] は効果の強弱です。数値の大きい方が効果が大きくなります。

④ [トーンを保護] はこれをチェックすると、できるだけ周囲の色のトーンを保護しながら明暗の調整ができます。なので、これはチェックを入れた方が良いです。

 

基本設定としては以下のようにすると良いでしょう。

  • 覆い焼きツール・・・範囲ハイライト、露光量5〜25%
  • 焼き込みツール・・・範囲シャドウ、露光量5〜25%

覆い焼きツールは範囲にハイライトを選択することで、明るい部分をより明るくできます。これにより光を強調できる。露光量は5〜25%と弱めにして、何度かブラシをかけて効果を調整するのが良いでしょう。

焼き込みツールは範囲にシャドウを選択することで、暗い部分をより暗くできます。これにより影を強調し、画像を引き締めることができる。これも露光量は弱めにした方が良いでしょう。

 

では、具体的に覆い焼き・焼き込みツールを使っていきます。

新規レイヤーを作成

まずは、[command(Ctrl)+shift+N] で新規レイヤーを作成します。

ダイアログが表示されるので以下のように設定ます。

① [描写モード] では「オーバーレイ」を選択します。

② [オーバーレイの中性色で塗りつぶす(50%グレー)] にはチェックを入れます。

これで [OK] です。レイヤー名は適当に”Dodge & Burn”などにすると良いでしょう。

作成したレイヤーで覆い焼き・焼き込み

あとは、先ほど作成したレイヤーを選択し、覆い焼き・焼き込みツールを使うだけです。

今回は試しに下の画像を使ってみます。

この時は左から夕日が差し込んでいました。

なので、木の左側を覆い焼きツールで明るく補正し、木の右側を焼き込みツールで暗くし、明暗を強調させてみたいと思います。

上画像の赤い部分が覆い焼きツールで明るく補正、青の部分が焼き込みツールで暗く補正する部分です。

覆い焼き・焼き込みツールの設定は下のようにし露光量を適宜変えています。

  • 覆い焼きツール・・・範囲ハイライト、露光量5〜25%
  • 焼き込みツール・・・範囲シャドウ、露光量5〜25%

この設定で硬さ10%くらいの円形ブラシを使います。

それでこのようになりました。

ちょっと大袈裟かもしれませんが、覆い焼き・焼き込みツールを使った右画像は明暗が強調されて立体的になりましたね。

これで完了です。

 

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まとめ

簡単に使えて効果は大きいのでおすすめのツールです。ぜひお試しを!


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