撮影日記

大津海岸でジュエリーを撮影してきた!光り輝く海の宝石。

投稿日:2020年1月10日 更新日:

大津海岸でジュエリーを撮影してきました。

昨シーズンは行かなかったので、2年ぶりの大津海岸です。

この日は珍しいジュエリーを撮影することができました。

大津海岸でジュエリーを撮影してきた

撮影日は1月6日の夕方。

久しぶりの大津海岸は雪が全く無く、本当に真冬かという感じでした。

このような感じ。

と言うか、十勝地方全体に雪がありません。そのためかこの日は砂嵐が凄かったです。上の写真でも砂埃が確認できますね。

それで肝心のジュエリーアイスですが、私が行った日は全くありませんでした。川まで行けば、川の氷が川岸に打ち上げられ、わずかな範囲だけジュエリーアイスっぽくはなっていました。

写真では綺麗に見えますが、結構砂が被っていましたね。川の氷が海に流出し、洗われて海岸に打ち寄せられるのがジュエリーアイスなので、細かいことを言えば、これはジュエリーアイスではないかもしれませんね。

遥々、大津海岸まで来たのに空振りかと思ったのですが、とある場所でやたら海鳥が騒いでいるので、そこへ行って見ると、なんとクラゲが大量に漂着していました。

こんな光景初めて見ました。無数のクラゲが波に運ばれ次々と・・・。

と言うことで、ジュエリーアイスは諦めクラゲの撮影に。

ころっとしてオレンジ色が特徴的です。これはキタミズクラゲという種類らしいですね。

東北沿岸から北海道太平洋沿岸、日本海北部、オホーツク海、ベーリング海まで出現が確認されているクラゲで、大きさは大型のもので25cmにも達する大型の部類に入るクラゲらしい。

時に大量発生し定置網などに大きな被害を与えるそうです。ここに打ち上がっているのもで20cm以上の個体もありました。

機材はZ6にZ14-30mmF4、設定は14mm、F16、ISO50、SS0.4秒。KANIのハーフND8ソフトを使用しています。

これもキタミズクラゲ。構図的に上手く撮れたなと思っています。海からきた侵略者的な。

機材はZ6にZ14-30mmF4、設定は14mm、F11、ISO50、SS0.5秒。KANIのハーフND8ソフトを使用しています。こういった撮影では、シャッター速度1秒から1/2秒くらいが好みです。

真っ赤な目玉のようなクラゲも。非常に奇抜で印象的です。これはキタユウレイクラゲというらしい。

キタユウレイクラゲは北緯42度以北に棲むクラゲです。ちょうど襟裳岬あたりが北緯42度なので北海道は生息域に入ります。

クラゲの中では最大種で重さ250kg以上にもなるようです。これまで見つかった最大の個体は傘直径2.3m、触手の先端まで37m。めちゃくちゃデカイ。写真に写っているのは4,50cmくらいで、これでも大きいと思いましたが、まだまだ子供のようですね。

機材はZ6にZ14-30mmF4、設定は14mm、F11、ISO50、SS0.5秒。KANIのハーフND8ソフトを使用しています。

日が沈んでくると、より幻想的です。夕日の残光を透過し、宝石のようです。ジュエリーアイスにも負けないくらい。

機材はZ6にZ14-30mmF4、設定は14mm、F11、ISO200、SS1秒。KANIのハーフND8ソフトを使用しています。

波がさらっていきます。打ち上がったクラゲは生きているのか、死んでいるのか。なぜ大量に打ち上がったのかは謎です。

機材はZ6にZ14-30mmF4、設定は14mm、F11、ISO160、SS1.6秒。KANIのハーフND8ソフトを使用しています。

 

ちなみに、翌朝にちゃんと氷も撮影しました。

強風により押され、川の氷が岸に打ち上がり、山になっていました。よく見るとアイスバブルができています。これがチーズのようなアイスバブルになるのですね。

機材はZ6にサムヤンXP14mmF2.4、設定は14mm、F11、ISO100、SS1/30秒。3枚を被写界深度合成しています。

サムヤンXP14mmF2.4は単焦点だけあり結構キレの良い描写です。

 

スポンサーリンク

まとめ

ジュエリーアイスは撮れませんでしたが、珍しいジュエリーを撮れて満足です。

こういった写真は狙っても撮れないので本当にラッキー。


  1. Labatt より:

    クラゲの風景写真は珍しいですね。ジュエリーアイスならぬジュエリーフィッシュを撮ってきたんですね・・・ってクラゲはJelly Fishでしたか。JewerlyでもJellyでもイメージはそんなに変わらない気はしますがFishはないだろうという気はします。あれは魚じゃないでしょう・・・。

    しかし北海道でも雪がないのではお手上げですね。私は今週、Mont-Bellのストリームパーカという雪山アウターを買ってきたのですが山ですら雪がないので今更ながら使い道がなくて後悔しています(笑)街に着て行ってストリートパーカにしましょうか・・。

    最後の写真良いですね。サムヤンXP14mmはかなり寄れるレンズのようですね。Zの14-30やシグマとの比較はどうでしょうか。

    • ワイズカメラ より:

      Labattさん

      ラッキーなのかアンラッキーなのか・・・。
      絶対フィッシュではないですね笑

      やはり全国で雪不足なのですね。樹氷も崩れたとか。

      サムヤン14mmは良い感じですよ。これから詳細に比較レビューしたいと思います:)

Labatt へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

藻岩山夜景写真

北海道札幌市藻岩山から夜景を撮影しました。

読了時間4分 藻岩山とは? 北海道札幌市南区にある標高531mの山です。札幌市の中心地から近く、登山やロープウェイで簡単に頂上まで行けます。北海道では夜景が綺麗なことで有名で札幌市民に愛される山です。 …

流氷がなかなか接岸しないオホーツク海で撮影。

流氷がなかなか接岸しません。すでに流氷初日は迎えているんですけどね。 流氷初日とは視界外の海域から漂流してきた流氷が、視界内の海面で初めて見られた日を指します。つまり、海の向こうに流氷が目視できていれ …

豊頃町の「ハルニレの木」を撮影してきた!台風で痛々しいけど威風堂々!

十勝地方、豊頃町にある「ハルニレの木」へ撮影に行ってきました。 ずっと行きたかったのですが、なかなか行けず。今回やっと念願叶いました:) 堂々としたその風貌。絵本に出てきそうな巨木でした。 ただ、今年 …

結氷した阿寒湖でアイスバブルを撮影してきた!

今年は結氷と同時に雪が積もった阿寒湖。 ダメかと思いましたが、風が雪を吹き飛ばし、結氷した湖面が姿を表しました。 天気予報では数日後に雪が積もってしまうようなので、その前に撮影に行ってきました。 結氷 …

残雪と天の川。標高年の緑岳へ登って星空を撮影。

夏山シーズンが始まったということで、今季初テント泊登山へ行ってきました。 天気は思わしくなかったものの、星空は見ることができました。 残雪と天の川 高原温泉から緑岳を登り、白雲岳避難小屋でテント泊の予 …

About_me_web_site_name

このブログを運用しているWiseCameraです。北海道の田舎在住、写真と山が好き。まだまだ経験や知識を浅いですがコツコツをカメラ勉強中ですので、よろしくお願いします:)
サブブログ(カメラク)も運営しております。

このサイトについて

一眼レフカメラ・写真初心者のカメラブログ[ワイズカメラ]はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。