支笏湖に巨木があるということで見学に行ってきました。
少し前にその存在を知り、ずっと行ってみたかった場所です。
ただ、ヒグマの気配が濃く、なかなか緊張感のある散策となりました。あまり一人はオススメしませんね。
支笏湖で巨木を見てきた
まずは、手入れがされていない古びた林道を歩きます。
殆ど廃道に近いような道です。倒木があったり、崖崩れを起こしていたりします。
そして、脇に生えている木々を見ると、あちらこちらにヒグマの爪痕が多数確認できます。
ちょっとビビる。割と新しい痕跡に見えました。よく見ると結構深くまで傷が入っており、爪の鋭さと、腕力の強靭さが伺えます。釘やドライバーを使って、人が思いっきり引っ掻いでも、ここまで深くは傷付きません。
ちなみに、熊鈴は必須です。私はベアスプレーも携帯して行きました。
ヒグマの糞もちらほらありました。落ち葉の様子や、乾燥具合から、これも古くはなさそうです。近寄りと強烈な獣臭がします。
あとは、地味の鹿の鳴き声でビックリする。10分に1回くらいのペースで、叫び声のような鹿の鳴き声が響きます。
途中までこうした林道を歩き、残り半分弱いくらいは道がなくなります。わずかに残る足跡やピンクテープ、そしてGPSを手がかりに歩く。
場所によっては背丈以上の藪を漕ぎます。山道に慣れていない方は絶対に一人はダメやつ。
そして、到着。
幹回り689cm、樹高25mのミズナラの巨木です。ちなみに、巨木までの道のりは3kmくらい。時間にして1時間弱いで着きました。
支笏湖周辺は1739年の樽前山の噴火の影響で、樹齢300年以上の木はないと言われていました。しかし、この場所だけ影響を受けなかったようです。この場所には他にも大きな木が多数生えていました。
樹齢は不明ですが、他の木の樹齢をもとにすると、1200年以上はあるのではないかと言われています。
幹もどっしりとし非常に存在感があります。写真ではわかりにくいですが、幹に空いた穴に人がしゃがんですっぽり入れるくらいです。
この木は2016年に発見されたようなのでまた新しいですね。道内の深い森を探せば他にも大きな木が生えているかもしれません。
まとめ
ということで、ヒグマに怯えながら無事に巨木に辿り着きました!
上記したように一人はお勧めしません。行きたいという方は慣れた人と行くのをお勧めします。あるいはツアーなどもやっているようなので、それに参加しても良いかもしれませんね。
神秘的な写真が撮れましたね。
しかし、クマの存在感、半端ないですね。これはヤバい!
鉢合わせなくて、本当に良かったですね。
これは、私なら引き返すなぁ・・・ 絶対いますね・・・
ゼッドさん
本当にビビりました笑
私も引き返そうかと思いましたが、途中から意地になり進みました!