三脚を使うと脚が障害になってしまい思うようにカメラを設置できなかったり、もっとローポジションにしたいけれど最低高の都合で出来なかったりすることがあります。
そんな時、これまではマンフロットのセンターポール水平機能を使っていましたが、Gitzoに買い換えるとこれが出来なくなってしまいます。それをどうにかしたいと言うことで、300㎜クイックリリースプレートとパンニングクランプを購入してみました。
格安のものを買いましたが、思いのほか便利に使って行けそうです。
目次
格安の300㎜クイックリリースプレートとパンニングクランプを買った
300㎜クイックリリースプレート
[MENGS] BPL-300 クイックリリースプレート(300mm) 1/4″と3/8″ネジ
200㎜のものもありましたが、長い方が良いだろうということで、MENGSというメーカーの300㎜クイックリリースプレートを選択。
実際に届いたものがこれ。
幅は40mm、高さ19mm。1/4と3/8のネジが付いています。
素材は合金アルミニウムらしく強度はしっかりしています。普通に使って歪んだり、しなったりすることはまずあり得ないと思います。ブレにも強そうです。
安物の商品は付属の水準器などが使い物にならないことが多いですが、これは普通に使えそうな感じ。
また、プレートの両端には落下防止用の安全ネジもついています。価格的考えても満足できます。
パンニングクランプ
UTEBIT パノラマ雲台 アルカスイス適応 互換 360度回転3/8”転1/4”ネジアダプタ付き
似たような商品が多かったので、とりあえず安いものを購入。
届いたものがこれ。
短い方のノブを開放することで水平方向に回転させることができます。
実際に触ったところ強度はしっかりしています。私の使っているL型プレートなどもしっかり固定できました。ただ、パンノブが若干安っぽいのと(安いので当然ですが)、グリスが低温化で硬くなるようなので真冬の使用には工夫がいるかもしれません。あと、付属の水準器は使い物になりませんでした。
下部にはアルカスイス互換のベースが付いているので、上写真のように取り付けることも可能です。パノラマ撮影が捗りますね。
また、アルカスイス互換のベースを外すことで、3/8ネジで雲台やプレートなどに直接取り付けることも可能です。
これは造りや使い心地の点で価格なりの商品かなと思います。
これが壊れたらもうちょっと良いパンニングクランプを買おうと思います。
300㎜クイックリリースプレートとパンニングクランプを使ってみる
例えば、脚が障害になってうまくカメラを設置できないような場所。
こんな感じでプレートを伸ばしてあげればカメラを設置できます(プレートには自由雲台を設置)。これなら真上からの俯瞰的な撮影も可能になりますね。
ただし、テコの原理的に雲台に大きな力が掛かるので、それなりに固定力のある雲台でなければお辞儀してしまいます。あと、脚もしっかりしていないと倒れる危険性があるので注意です。
センターポールを逆に取り付けられる三脚なら、超ローポジションでの撮影も可能に。
これからの季節ではアイスバブルなどをこれくらいの高さで撮ると面白い感じになったりします。
クイックリリースプレートにクランプや雲台を取り付けるとカメラを2台設置することもできます。
2台体制で効率的に撮影できますね。
あとは、ノーダルポイントで精度良くパノラマ撮影することも可能となります(上写真は適当に設置していますが)。
パノラマ合成するとうまく繋がらなかったり、変に歪んだりすることがありますが、ノーダルポイントを使って撮影すれば精度良くパノラマ合成することが可能となります。
と言うことで、300㎜のクイックリリースプレートを1本買っただけで三脚の使い勝手がかなり変わりました。あれこれしていると楽しくてジンバルとか欲しくなります。
まとめ
まだ三脚は買い換えていないのですけどね!
資金を調達中・・・。
Gitzoを買う準備が着々と進められていますね…!
あとはお金貯めてポチるだけです(笑)
摩耶さん
コメントありがとうございます!
そこが問題です・・・笑
クイックリリースプレートは自分も導入しようと思っていたので参考になりました ^^
tatsumoさん
色々種類が多いので色々検討すると良いですよ:)