私の始めて買った一眼レフカメラは中古D7000で、レンズは中古シグマ18ー200㎜高倍率ズームレンズでした。
ただ、気付ばブログを始めてからの1年間でカメラも変わり、レンズも増えました。少し怖いですが、ブログ1周年ということでカメラとレンズ遍歴を振り返ってみたいと思います。
振り返ってみるとカメラという名の沼にはまった写真初心者の典型。バッシャンバッシャンと物欲に戯れた1年でした。我ながら資本主義の優等生だったと思います。誰も褒めてくれませんけどね!
まず、2013年5月頃〜D7000とシグマ18ー200㎜高倍率ズームレンズ購入
そして、すべてはここから始まりました。
・2014年11月頃〜ニコン35㎜F1.8単焦点レンズ購入
・2014年11月頃〜シグマ17−50㎜F2.8標準ズームレンズ購入
・2015年2月頃〜タムロン70ー300㎜望遠ズームレンズ購入
・2015年2月頃〜タムロン60㎜F2マクロレンズ購入
・2015年4月頃〜D7200とシグマ8−16㎜超広角ズームレンズ購入
・2015年9月頃〜D750とニコン16−35㎜F4広角ズームレンズ購入
・2015年11月頃〜ニコン24ー70㎜F2.8標準ズームレンズ購入
2014年11月からのおよそ1年間でレンズ7本とカメラ2台。こうしてみると物欲の前に萎む理性の様子がありありと見て取れます。
別に物欲を否定する訳ではありません。物欲は活気の原動力だと思っています。おかげで私は活気みなぎる1年を過ごせました!
私のカメラとレンズ遍歴!!
まずは遡って初めて一眼レフカメラを買ったところから・・・:)
2013年5月頃〜D7000とシグマ18ー200㎜高倍率ズームレンズ購入
これはブログを始める1年半前の出来事です。つまり、今から2年半前ということになります。
特に何の知識もなく予算内で購入できる一番高いカメラということで中古D7000と中古シグマ高倍率ズームレンズを買いました。今思えば、この選択は最良だったと思います。
ちなみに、一眼レフを買ったきっかけは登山を始めたことと海外旅行を計画していたこと。山々や異国の風景を記録に納めたいと思っていました。
ただ、当時は登山のついでにカメラを少しいじる程度で、決してカメラが趣味とは言えない状態でした。
カメラは家でぽつんと一人ぼっち。
しかし、2014年夏に約2ヶ月の期間でスペインをトレッキングし、そこでがっつりカメラを使うことができました。
参考:スペイン旅行での思い出写真45枚。カミーノ・デ・サンティアゴ!
この旅行のために1年半程せかせか資金を貯め必要な装備を買い揃えました。そして、仕事を退職し出発。約800kmをひたすら歩きました。
ヨーロッパの方々は長期のバカンスがあり仕事を辞めることなくトレッキングを楽しんでいました。本当にこの世にバカンスってものがあるんだなと思いました。しかも、バカンスの期限が近ずくと会社に電話してバカンス延期を交渉している人もいました。そんなの無理に決まってるじゃん笑、と思っていましたがバカンス延長できていました。この時受けたショックは大きかったです。
話が逸れましたが、この旅がカメラを趣味とするきっかけになったのだと思います。
2014年11月頃〜ニコン35㎜単焦点レンズ購入
そして、帰国後に定番のニコン35㎜単焦点レンズを購入しました。何となく。
今までとは違う写りに驚きました。まさにこの瞬間、大きな釣り針に引っ掛かったことになります。
しかしながら、単焦点レンズは私の撮影スタイルとは合わず、明るいズームレンズが欲しくなりました。
うむ、教科書通りの展開です。
2014年11月頃〜シグマ17−50㎜F2.8購入
そこで、すぐにシグマ17−50㎜F2.8を購入しました。
SIGMA 標準ズームレンズ 17-50mm F2.8 ニコン用 APS-C専用
高いレンズは買えませんでしたが、コスパ抜群のレンズに満足しました。この頃の私の理性はまだ物欲を冷静になだめていました。
そして、このタイミングで当ブログ「ワイズカメラ」を運用し始めることになります。ここから本格的にカメラを趣味にするようになりました。
しばらくこのレンズ1本で撮影を続けていました。とても良いレンズでした。
2015年2月頃〜タムロン70ー300㎜望遠ズームレンズ購入
2月頃、大型の猛禽類や白鳥を目にしたことで、奴らを撮影したいというよく分からな欲を抑えきれず望遠ズームレンズに手を出しました。
高倍率ズームレンズでも撮影できたのでしょうが、ブログを始めたことで探求心が沸き起こっていました。この探求心は物欲に昇華され、理性を潰しにかかりました。望遠レンズのことで頭がいっぱい。
高価なレンズは無理なので安めのレンズを慎重に検討。カメラ雑誌やネットの口コミを精読しタムロン70ー300㎜望遠ズームレンズが最適と判断し購入しました。
TAMRON 望遠ズームレンズ SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD ニコン用 フルサイズ対応 A005N
今まで取れないものが撮れるようになり撮影が楽しくなりました。奴らを撮影したいという欲は静かに消化されていきました。
また、遠くのものを撮影するだけでなく、風景の撮りたい部分だけを切り取ることができるようになり、新しい楽しさを発見しました。
高倍率ズームレンズを使っていた時にはなぜかそこまで意識できませんでした。
これにも満足です。
2015年2月頃〜タムロン60㎜マクロレンズ購入
望遠レンズを購入してすぐに、タムロン60㎜マクロレンズを買っています。
これは完全に魔が差しました。ただ使ってみたかっただけです。物欲の暴走。
TAMRON 単焦点マクロレンズ SP AF60mm F2 DiII MACRO 1:1 ニコン用 APS-C専用 G005NII
なので、特に使用頻度は高くありません。ですが、散歩しながら気軽に撮影できるのでこれはこれで良いと思っています。
マクロは大袈裟な撮影スポットに行かなくても撮影できるのが良いところです。
2015年4月頃〜D7200とシグマ8−16㎜超広角ズームレンズ購入
2015年3月にD7200が発売されました。
輝いて見えるD7200。それに反比例してくすんで見える私の中古D7000。
幸か不幸か、これまでレンズを数本購入しており、カメラにお金を使う耐性は出来上がっていました。これも例題通りの展開です。
購入を決定付けた理由はD7200の高感度耐性への評判とローパスフィルターレス仕様です。始めての新品カメラに感動しました。
やはり高感度耐性は強く(APS-C機にしては)、D7000と比べて解像感も違いました。あとAF性能も全く違いました(特に暗所)。
カメラ熱が一層高まりました。この頃の私の理性は膨らむ物欲を前にして頼りない声を上げるだけでした。
ちなみに、D7000と高倍率ズームレンズは人に譲りました。
そして同月、D7200を購入した勢いそのままに以前から目を付けていたシグマ8−16㎜超広角ズームレンズの購入に至りました。
SIGMA 超広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM ニコン用 APS-C専用 203559
超広角の魅力に引き込まれます。
超広角レンズのパースに酔いしれた瞬間、新しい扉が開かれる音が聞こえました。そこから、フルサイズ機には良い広角レンズが豊富だしAPS-C機の高感度耐性はベストではないという雑音が聞こえてきました。
2015年9月頃〜D750とニコン16−35㎜F4広角ズームレンズ購入
地球の引力に引かれリンゴが落下するように、カメラにどっぷりはまった人間がフルサイズ機の魅力に引き込まれるのは必然だったようです。
その強力な引力には抗えませんでした。
定評のあるD750をお買い上げ。
画質や使い勝手には非常に満足しています。でも、遠くにD800系の巨大な引力が不気味に渦巻いて見えるのが恐ろしい。
そしてこれと同時に、超広角に魅了された私は割安なレンズキットを蹴り、ニコン16−35㎜F4広角ズームレンズを手に入れました。
Nikon 超広角ズームレンズ AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR フルサイズ対応
比較的軽量でフィルターが使えるこのレンズを選んで本当によっかたと思います。
ただ、噂される新型広角大三元レンズが気にならないかと言えば嘘になります。
2015年11月頃〜ニコン24ー70㎜F2.8標準ズームレンズ購入
坂から転がり落ちて加速するかのような私の物欲。その勢いを前にして高級レンズの価格という障壁はやすやすと砕け散りました。
見事に購入。
Nikon 標準ズームレンズAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR フルサイズ対応
高級車を運転した時のような心地よさ。もちろん、ただ単に物欲を発散するために買った訳ではないんですけどね。
さすがに標準域の沼からは脱した気がしました。
ちなみに、シグマ17−50㎜F2.8標準ズームとシグマ8−16㎜超広角ズームは、気に入っていたので手元に置いておきたかったのですが、この先使う機会は殆どないだろうと思い手放してしまいました。買った価格の9割くらいで売れたので、これもすごいと思います。
まだまだ使えていませんが、このレンズのポテンシャルは計り知れません。
この遍歴の先、来年2016年はどのような続きになるのでしょうか?さすがに、もう何本もレンズは買わないと思います。私の理性は復権しました。
たぶん、程度の差はあれ、皆んなカメラにはまった初期の頃はこんな混沌とした沼に陥りがちなんじゃないですかね!?雨降って地固まるみたいな・・・。
めとめ
レンズをいろいろ買って使ってみると新しい発見があるので、これはこれで良かったと思います。
ちなみに、浪費家のように見えますが、他はかなり質素な生活をしていますので・・・。
コメントお邪魔します。
僕も今年の6月にD80に出会い35mm、17−50mm、D7200、85mm、ときて先ほど16−80をポチり…。様子を見て17−50を手放すか思考中と来ています。スナップが多いこともあり、16−80を買ったことでフルサイズへの加速はやや足止めされた気はしますが。笑 このままレンズ沼の歯車も止まるといいのですが…。
通りすがりくんさん
コメントありがとうございます!
私と同じような展開ですね笑
16−80おめでとうございます!!
16−80を使ってみて良ければ17−50を手放してみても良いかと・・・それで58㎜買ってみても良いかもと思います笑
フルサイズの引力から逃れるのも大きな労力が必要ですね:)
沼は思ったよりも広くて深いです:)お気を付けください。
58mmうー…。またまた喉から手が出る一品。
50mmf/1.4もしくはf/1.8で代替できないものか…。
まさに広大で深海です。
通りすがりくんさん
わざわざありがとうございます!
58㎜は特別なレンズですね:)
沼にはまるのもなかなか楽しいものです!
これからもよろしくお願いします!
コメント失礼します。
ブログは結構拝見させて頂いています。
一年でとても写真の腕が上がってきているのを写真をみて感じます。
一年ですごいと思います。
今後の更新も楽しみにしています!
totoさん
お久しぶりです!コメントありがとうございます:)
私もブログを参考にさせていただいています:)
そう言って頂けてとても嬉しいです!
これからもコツコツとステップアップしていきたいと思います!
こちらこそ今後とも宜しくお願いします:)
こんにちは
いつもブログを楽しく拝見しております。
D5100をきっかけにカメラの世界にハマっている者です。
レンズは、D5100のレンズセットの18-55mmとタムロンの70-300mmを持っています。
カメラはまだまだ初心者で、旅行やアウトドアアクティビティの時に、風景を中心に撮っています。標準と望遠のレンズを持つと、自然と超広角レンズが欲しくなりました。
予算は10万円以下で、最初はシグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMを検討していました。ただ、よくよくはフルサイズ機を購入しそうで、フルサイズ対応のレンズを選択した方が後悔しなそうな気にもなりました。
フルサイズ対応のレンズとして、
・シグマ 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM
・タムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
も検討しています(純正のレンズに手を出す資金はまだありません涙)
しかし、シグマ 12-24mmに比べると、8-16mmの方が評判いい(逆光、周辺部の画質など)みたいだし、風景を本格的に撮ろうとすると、フィルターを着けられるレンズの方がいいかな、といろいろ悩んでいます。
今すぐフルサイズ機を購入する予定はないので、そのまま8-16mmを購入した方が、自分が撮りたい画角がすぐに撮れるのも事実です。
レンズのリニューアルや新レンズもあるので、もう少し様子見もしたいですが、欲望に勝てず、毎日ムラムラしています(笑)
カメラ初心者さんのご意見をぜひお聞かせて下さい。
IchiZenさん
こんにちは、コメントありがとうございます!
そして、当ブログを見ていただいてありがとうございます:)
んー、なかなか悩み深い問題ですね・・・。悩みます!
これのお返事はこのコメント欄では収まりきらなそうなので、個別記事にて改めてお返事を書かせていただきたいと思います:)
なので、記事公開まで少々お待ちください:)
また、よろしくお願いします!
はじめまして。
私も去年の3月にNikonD5300を標準レンズセットで購入し、
半年しないうちに広角の魅力に引き寄せられシグマの広角10-20F3.5を購入しました。
そこからというもの写真にハマってしまって今フルセンサーの広角レンズが欲しくてもどかしい思いをしてます…。
でもこうしてお話読むととても高いけれど買っても損って言う感じではないのかなと思いつつ、だいぶ傾いてます。
そこでいくつかお聞きしたいのですが
タムロンのレンズは売ったとのことですが、本体はどうされましたか?
またタムロンの超広角は私も迷ったのですが、星を撮るのにフィルターが付けられないというお話があったのでやめました。しかしお写真みてると偏光フィルター使っているような写真に見えたのですがレタッチでそんな感じにできるのでしょうか??
もし差支えなければ教えていただけたら嬉しいです。
長々とすみません!
みゃさん
初めまして、コメントありがとうございます:)
今はシグマの広角10-20F3.5を使用されているのですね。そのフルサイズ機を欲しいお気持ちよく分かります:)ボディの他にも、フルサイズ対応レンズには良い広角レンズが多いですし。
『タムロンのレンズは売ったとのことですが、本体はどうされましたか?』
→私が売ったのはシグマのレンズ(8−16㎜と17−50㎜)です:)最初に購入したD7000は人に譲りました。次に購入したD7200は今はサブ機として使用しています(メインはD750です)。D7200は望遠側担当みたいになっています:)
『またタムロンの超広角は私も迷ったのですが、星を撮るのにフィルターが付けられないというお話があったのでやめました。しかしお写真みてると偏光フィルター使っているような写真に見えたのですがレタッチでそんな感じにできるのでしょうか??』
→私は超広角では偏光(PL)フィルターは使用していません。レタッチでなんとかなります:)
以前D7200で使用していたシグマ8−16㎜は出玉でフィルター不可でした(現在は売却)。ただ、私はNDフィルターを使用したくで、D750では出玉ではない16−35㎜F4を購入しました。このレンズはフィルタ可で大変便利です。いずれにせよ、NDフィルターはよく使用しますが、偏光フィルターは使用していません。
ちなみに、『タムロンの超広角(15−30㎜F2.8!?)で星を撮るのにフィルター(ソフトフィルター!?)が付けられない』と書かれていますが、ソフトフィルターであれば後玉に付けている人がいますよ!ネットで検索しれば出てくるはずです。ただ、切って貼る必要があるようなので使い勝手は悪そうですが・・・。
うまくお答えできてますでしょうか!?もし分からないことがあれば、再度コメントください:)