今年は結氷と同時に雪が積もった阿寒湖。
ダメかと思いましたが、風が雪を吹き飛ばし、結氷した湖面が姿を表しました。
天気予報では数日後に雪が積もってしまうようなので、その前に撮影に行ってきました。
結氷した阿寒湖でアイスバブルを撮影
撮影日は1月5日。
所々に雪が残っていますが、8割くらいは氷が露出していました。
アイスバブルも見事。阿寒湖のアイスバブルは、糠平湖のアイスバブルよりも上品ですね(テキトー)。
機材はZ6にZ14-30mmF4、設定は焦点距離14mm、ISO100、F8です。以下、全ての写真は同じ設定。ちなみに、2枚目、3枚目はハーフND8使用、全ての写真で被写界深度合成をしています。
個人的にはちょっと雪が残っている方が表情があって好みです。氷の暑さは数十cmはあり、車が載っても大丈夫そう。というか、軽トラが湖上を走っていました。それでも時折、音を立ててヒビが入り、足元が揺れるのはびっくりします。
やはり順光よりも逆光での撮影が綺麗ですね。
同じような構図であれですが、たくさんアイスバブルがあり、どれを撮影するか迷います。
こうした撮影の時は足跡に注意したいですね。私はできるだけ足跡をつけないように回り込むようにして撮影地に向かいます。
ビーナスベルトも幻想的で綺麗。結構お気に入りです。底からぽこぽこ上がってくる空気の様子がそのままです。時間を凍らせたようですね。
毎年、同じ被写体を同じように撮影していますが、自分自身の写真の劣化コピーにならないように注意しています。
割れた氷の破片が雪から出ていました。風の仕業ですね。
連日、氷点下20度を下回るようになってきて、これから北海道で最も美しい季節の始まりです。
まとめ
今年はダメかと思っていたアイスバブルを撮影できて満足です。
だんだんと寒波も強まり、ジュエリーアイス、ダイヤモンドダストなどなど、これから最盛期。