地元の写真は地元の人が上手いというのは、風景写真を撮っていればよく耳にする話です。
例えば、北海道の風景写真ならやはり道民が上手いという訳です。
私も最近つくづくそうだなと思います。もちろん、例外もあって日本中飛び回って素晴らしい写真を撮っている凄腕フォトグラファーもいますが。
では、なぜ地元の写真は地元の人が上手いのか?自分のホームを持つ強みとは何なのでしょうか?
なぜ地元の写真は地元の人が上手いのか
通える
まずは地元なので無理なく通えます。
そして何度も通えば、当然にレアな自然現象やシュチュエーションにも遭遇しやすくなるので、他者には撮れないような写真が撮影できます。また、何度も通わなくても頃合いを見てベストなタイミングを狙うことも可能です。
一方で、いわゆる遠征ではこれは難しい。ほぼ運任せになるのでハズレを引くことも少なくないです。と言うものの、遠征でもいつも大勝利を掴み取る人が稀にいますが、あれは実力なのか強運なのか・・・。
とりあえず、地元であればチャンスを掴み取る可能性が大きく成功しやすいです。
あと、通えると試行錯誤できるので上手くなりやすいですよね。遠征だとワンチャンスしかないです。
よく知っている
基本的に遠く離れた場所のことよりも、近い場所のことの方がよく知っています。
この天気ならこの場所に行けば良い、この季節はあの場所が綺麗、地形的にここはこうなる、などなど人それぞれ地元の秘伝的な情報を持っているはずです。
これは他者と大きな差をつけるメリットとなります。真似できないですし、こうした情報をたくさん持っている方が引き出しが多くなりますからね。
ただし、最近ではSNS等で情報が簡単に行き交うので、この部分が希薄になりつつあります。誰でも簡単に地元の人しか知り得ないような情報にアクセス可能となってきている。それでも経験的に蓄積した情報は貴重です。
目が肥える
地元であればその景色を見慣れているだろうし、そこで撮られた写真も他より多く目にしているはずです。
なので、知らず知らずのうちに目が肥えてくるのだろうと思います。そして、目が肥えれば視点が増え、他者とは違った切り口で撮影でき、より深い写真を撮れやすくなる傾向にあります。完成度が高まる。
また、よく写真はイメージが大切と言いますが、これもある程度目が肥えている方が良いイメージが出来やすいのだと思います。
これは他者には真似できない貴重な力となりますね。
とは言っても、楽しみ方は様々
以上、地元の写真は地元の人が上手い訳でしたが、上手く撮るだけが写真の楽しみではありません。写真の楽しみ方は人それぞれです。
写真を通して様々な人と交流を持つことを楽しみとする人もいれば、訪れたことのない場所に行くことが楽しい人もいるでしょう。
趣味なのであまり変に拘り過ぎないというのも大切なことなのかもしれませんね。
まとめ
私の地元は北海道なのでこのまま北海道の風景を撮り続けたいです!地理的に他に行きづらいと言う点もありますが・・・。
ただし、地元に拘り過ぎていわゆる「60点おじさん」みたいになるのは避けたいところですね。
私の場合、最近はカメラマンが殺到するような場所にはなるべく行かないようにしてまして、となると土地勘がないと始まりませんからやはり地元という事になりますね。有名スポットでも定番構図はなるべく外すようにしてます。もっとも外したつもりがど真ん中で見事にノックアウトされることもありますが(笑)。どちらにしろ遠征するとそうは行きませんもんね。地元にしろ遠征にしろGoogleのストリートビューには多大にお世話になっています。Googleのアクセスの4割はたぶん私です。
遠征で難しいのはもう1つ天気なんですよね。今も雪のあるうちに信州に行こうと企んでるのですが、行ける自信がありません。
Labattさん
カメラマンが殺到するような場所は行きたくありませんね・・・。
そうしているとどんどん山の奥に行くようになりそうです。
めちゃくちゃGoogleにアクセスしていますね笑
天気は運任せですからね、地元でもなかなか上手くかないことがありますからね・・・。