Gitzoのシステマ3型3段ロングを手に入れたと言うことで次は雲台探しです。
現在はSIRUIのK-30Xと言う雲台を使用しています。非常にコスパに優れているし、1年半ずっと使ってきましたが特に大きな不満もなく良い雲台だと思います(低温環境でグリスが渋くなるのが少々不満でした)。
ただ、新しい脚を買ったので雲台も新しくしたい気分ですし、コスパではなくかっこいい雲台が欲しくなった訳です。
目次
欲しい雲台の条件
まず、アルカスイス互換の自由雲台であることを前提として、以下の条件で探します。
- 固定力がある
- レバー式よりノブ式
- 雰囲気かっこいい
特に、超望遠を使ったりすることはないのですが、固定力はあるに越したことはありません。持ち運び等については考慮しないので、小・中型雲台ではなく大型雲台が良いなと思っています。がっしりしたやつが良い。
そして、クランプはノブ式が良いです。レバー式のクランプの方がカメラの脱着が素早く簡単にできるらしいですが、プレートとの相性が割とあるようですね。その辺が面倒だなと思ってしまうので、プレートとの汎用性が高いノブ式が良い。
あと、見た目のかっこ良さ。使って気分が上がるのも大切です。これがどうでも良ければ今までの雲台でいいわけです。
そうすると、KIRK(カーク)、Really Right Stuff(リアリーライトスタッフ)、ARCA SWISS(アルカスイス)、Markins(マーキンス)、SUNWAYFOTO(サンウェイフォト)、Marsace(マセス)、Leofoto(レオフォト)などのメーカーがありますが、結局ベタなところでReally Right StuffかARCA SWISSか、あるいはMarkinsあたりが候補にあがりました。行き着く先は皆さん同じですね。
雲台の候補
Really Right Stuff(リアリーライトスタッフ):BH-55
bh-55 Ballhead with screw-knobクランプ
Really Right Stuffはアメリカのメーカー。その中でBH-55と言う自由雲台が良いなと思っています。
重さ約890g、耐荷重23kg、ボール径55㎜、高さ94㎜、ベース径73㎜というスペック。安定感やブレ耐性が増す低重心構造となっているのが特徴です。
見た目もかなりかっこいい。ただし、大きさの割りには耐荷重は控えめな数字だなと思いました。もちろん、耐荷重23kgでも十分過ぎますし、実際に使ってみれば数字以上にしっかりとした固定力を実感できるのかと思いますが。
ARCA SWISS(アルカスイス):Z1+
ARCA-SWISS 自由雲台 モノボール Z1+ クイック アルカスイス規格クイックプレート対応 耐荷重60kg 089585
ARCA SWISSはフランスに本拠地を置くメーカーで雲台の最高峰とも言われています。そして、ARCA SWISSの中でも人気なモノボール Z1+が目に留まりました。
重さ約690g、耐荷重60kg、ボール径50㎜、高さ108㎜、ベース径70㎜というスペック。BH-55より200g軽く、やや長細い見た目です。使ったことはありませんが、使い心地は非常に滑らかで、固定力は抜群らしい。耐荷重60kgは凄いです。ちょっと高いけど一生モノと考えるなら・・・。
気になる点としてはクランプがやや使いにくいようですね。これを他メーカーのもの交換する方が多いようです。ただし、アルカスイスのクランプはかなり強固に取付けられているようなので、自分で交換する場合はネジ穴がなめる等の失敗リスクがともないます。自分ではやりたく無いですね。
なので、クランプはそのままで上にさらに別なクランンプを取り付けるか、あるいは予め交換したものを購入するのが良いかなと思っています(スタジオJinなどで注文できるようです)。とりあえず使ってみないと分かりませんが、この辺がネックです。
Markins(マーキンス):Q20
Markinsは韓国のメーカー。美瑛の有名な写真家がMarkinsの雲台を使っており気になっていました。それでMarkinsのQ20が良いかなと思っています。
重さ約553g、耐荷重50kg、ボール径48㎜、高さ102㎜、ベース径68㎜というスペック。上2つよりも軽いです。
Markinsも定評があるメーカーで、特にQ20は滑らかな動きで固定時の構図ズレも少ないだとか。ただし、使っている方がそれ程多くないようなので、情報が少ないのが難点です。耐久性などは如何程なのだろうか。価格的には優しめ。
以上の3つを候補にしていますが、今の所ではARCA SWISS Z1が第一候補となっています。
まとめ
やっと脚を買ったと思ったら次は雲台です!
さて、どれにしようか・・・、場合によっては個人輸入などもしてみたいと思います!
三脚は年に数回しか使わないのですが、少しがっしりした
三脚とマンフロットのギア付きの雲台を買いました。
マクロ撮影での微妙な構図決めが、楽になりました。
mickeyさん
コメントありがとうございます!
ギア雲台はマクロ撮影には強い味方ですね:)
見た目もカッコ良いですし、私もいつか欲しいです!
こんにちは。
Z1とQ20を使ってますが、操作感はZ1の方が上だと感じます。特にQ20は経験上、氷点下の雪上で使った時にツヤのあるコーティングが施されたボールの操作性が著しく低下してかなり使いにくくなることがあります。それとパンノブの固定力が弱めです。
Z1+は間違いなくおススメです。BH-55もいい雲台ですけど(^^)
Daixさん
コメントありがとうございます!
Q20は氷点下で操作性が落ちるのですね!
それなら真冬の北海道だと厳しそうです・・・。貴重な情報ありがとうございます!
やはりZ1ですか:)
いつも参考にさせていただいています。
私は、アトリエJinで注文をし、アルカスイスZ1にkirkのクランプを取り付けています。
固定力も非常によくD850に300mmF2.8を装着し使いますがお辞儀をするようなことは全くありません。また、動きもヌメヌメした動きで、良く言えば絹のようなスムーズな動きです。一番ありがたいのは、上記のような重量のある機材を固定して緩めてもカックンと来ないことです。ただ一つ難点は、パンの動きを固定する涙型のパンロックがプレート(ジッツオGT4543LSを使用)に直接取り付けると、緩める際に当ることです。
老眼親父さん
コメントありがとうございます!
アルカスイスZ1+kirkクランプは最高の組み合わせですね:)
固定力も素晴らしいようで、しかも絹のようなスムーズさというのも魅力的です。
涙型のパンロックがプレートがプレートに当たるのは予想外でした!
もう発注しているので、実際に取り付けて確かめてみたいと思います笑
ヨッシーと言います。
私もネイチャーをメインに撮っていますので、いつも拝見しています。早速ですが、私も5DⅢをマンフロット055からジッツオ3542LSに切り替え、マーキンスQ20(レバー式)+Lプレート(専用)を付け2年ほど使用しています。100-400をよく使いますが、わりと軽い力で固定でき、特にー20度でも問題ありません。
ヨッシーさん
コメントありがとうございます!
マーキンスQ20でもー20度行けるのですね!
100-400も固定できるなら心強い感じですね:)