登山 登山日記

トムラウシ山・ヒサゴ沼で2泊3日の登山(2日目ヒサゴ沼泊)!下山中にクマに遭遇して命からがら!

投稿日:2017年8月24日 更新日:

前回のトムラウシ山・ヒサゴ沼テント泊登山の続きです。
参考:トムラウシ山・ヒサゴ沼で2泊3日の登山(1日目南沼テント場泊)!sigma14㎜F1.8の初陣!

登山2日目はトムラウシ南沼からヒサゴ沼へ移動しました。

そこで一泊し翌日に下山という計画です。

トムラウシ山・ヒサゴ沼を登山(2日目ヒサゴ沼泊)

2日目。

朝にトムラウシ山頂に登った後は南沼とは反対側へ下ります。

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下った後に見える北沼とトムラウシ山頂。トムラウシは猫耳のように2箇所尖っています。

そして、北東方向へ進むと「ロックガーデン」という難所に行き着きます。

今回はロックガーデンを登るのではなく下ります。

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上写真はロックガーデンの上から下を眺めた風景です。とにかくゴロゴロと岩が多くて独特な雰囲気。

ロックガーデン自体も大小の岩が折り重なる急斜面です。滑らないよう慎重に下ります。

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上写真はロックガーデンを下りてから見上げた風景。

明日はここを登ると思うと気が重くなります(ただ、次の日登ってみたらそこまで辛くはありませんでした)。

あとは、「日本庭園」と呼ばれる沼が点在している場所を越えて、ヒサゴ沼へ至る分岐を曲がります。

そうすると巨大な雪渓に行き着くので、ここも慎重に下ります。結構滑りました。

20170821-_DSC8792 copy

ちなみに、この雪渓の融雪水はヒサゴ沼へ流れており飲水にもなります。

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前日の南沼とは違い、冷たくて綺麗な水が豊富に流れていました。ここの水は綺麗そうだったので生水のまま飲みました。たぶん大丈夫。

そして、雪渓を下ると目的地の「ヒサゴ沼」に到着です。

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ヒサゴ沼は想像していたよりも10倍くらい大きくて驚きました。実際に見てみないと分からないものですね。

また、写真では濁って見えますが水も綺麗で沼というよりも湖みたいな感じです。

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その後はテントを張って休みます。

雲が多くて夕日は見れませんでしたが、夜に星は少し見えました。これも後ほど別記事にしたいと思います。

それで、翌朝

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天気良い。

この日は2日間歩いた距離を一気に下るので日の出とともに行動開始です。

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朝陽を背に受けて歩きます。心地ち良い。

この写真もシグマ14㎜F1.8で撮影です。

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写真中央の奥に見えるボコッとした場所がトムラウシなので、まずはそこを目指します。

ここで振り返ると先ほどまで居たヒサゴ沼が一望できました。

20170821-_DSC8820 copy

日暈が少し出ていて綺麗。

これもシグマ14㎜F1.8で撮影。F16。光条は悪くないです。

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チングルマの綿毛。これから真っ赤に紅葉するのが楽しみですね。

こうして順調に下山していたのですが、ちょっとした事件がありました。

それは下山開始から4時間ちょっと、前トム平を過ぎた直後のガレ場を歩いていた時です。登山道を進んでいると前方で数名が立ち往生していました。「何をしているのだろう!?」と思い追い付くと、なんと2,30m程前にクマが!!

鈴や笛を鳴らしても全然逃げません。しかも、じりじりと近づいて来ては離れてを繰り替えています。

やばい。

この時、一眼レフはザックにしまっていたのですが、とっさに何か記録に残そうと思い何故かインスタにストーリーをアップしていました。

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上はそのスクショ。焦っていたのか・・・「くま!」「出没」という文字。

分かりにくいですが、中央にクマ、それから下側にも立ち往生している人が数名いました。

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こんな感じ。こっち側には私と他は3名パーティで計4人です。

登山道のど真ん中にクマが居座っているので通れません。

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クマはまだ若い感じでそれ程大きくはありませんでした。

とは言っても、腕は太く肩も隆起し見るからに屈強。その気になればここにいる人全員を瞬殺するだけの能力は持ち合わせているはずです。

とりあえず、万が一に備えクマスプレーの安全バーを取りスタンバイ。これがあるだけで気持ちの面で全然違う。
参考:クマよけスプレー「カウンターアソールト」を買ってみた!安心感がすごいある!

それでしばらく硬直状態が続きました。ただ、クマも上と下で人に挟まれているのがストレスなのか、だんだんと苛立ってきているように見えます。口でなんか咥えて投げ飛ばしたりしていました。

これはまずい・・・。

そこで赤いヘルメットのおじさん(いかにも山慣れしていそうな人)が、このままだとらちがあかないので迂回しようとの決断を下します(上に戻ってもいつ通れるか分からない)。

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このようにハイマツの中を進んで迂回。

私はクマの目の前を横切るとか嫌だったのですが、この3人に着いて行くしかないのでハイマツの中に突入(こういう時は集団で行動した方が良い)。

写真では足元にちょろっとマツが生えているだけのように見えますが、実際は高さ2,3mで茂っていてマツの海です。足元も頭上も前後左右全てハイマツの枝で覆われています。しんどかったですが必死に枝を掻き分けます。

それで無事生還。助かりました。

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赤いヘルメットおじさんがデジカメで撮影した写真を見せてもらいまいした。顔が灰色のクマでした。

ちなみに、出発前にトムラウシ温泉東大雪荘でチェックしていた情報。

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「8/10 コマドリ沢分岐にてクマ!前トムへ登って行った」。まさにこのクマですね。

今回はソロ登山の危険性を改めて実感しました

この時は前に人が居たから良かったものの、いなければクマの発見が遅れて接近していたかもしれません(下山時は下を向いているので前に何かあっても気づかない)。また、迂回するという方法も一人ではなかなか決断できなかったです。

一人でクマに遭遇しなくて本当に良かった。

ただ、ソロ登山は止められないので、これを良い経験として活かしていきたいと思います!

ちなみに、インスタでは山の風景や撮影の様子を動画でアップしているのでよろしければ。

下山後はトムラウシ温泉に入って最高でした;)

まとめ

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今回の2泊3日の登山はトラブルもありましたがかなり楽しかったです!

まだ星景写真もあるのでまたアップします:)


  1. Tatsumo77 より:

    ついにクマ出没ですか!カウンターアサルトの出番がなくてよかったですね^^;
    それはそうと、Sigma 14mmの逆行耐性いいですね。
    周辺の流れも気になりません💡
    続きも楽しみにしています!

    • ワイズカメラ より:

      Tatsumo77さん

      ありがとうございます!

      若干、カウンターアサルトを持つ手が震えていました笑

      ゴーストは何個か消しましたが、それでも逆光耐性は上々でしたよ;)
      流れは星を撮っていても少ないかなと感じました!

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