登山 登山日記

北海道表大雪、黒岳〜北鎮岳〜比布岳をプチ縦走登山。「神々の遊ぶ庭」を撮影!少し紅葉!

投稿日:2015年9月8日 更新日:

天気が良さそうなので登山に行ってきました。前回の登山が7月だったので1ヶ月以上間が空いてしまいました。8月にも山には行っていたのですが悪天候で敗退続きです。

場所は表大雪です。黒岳(1984m)〜北鎮岳(2244m)〜比布岳(2197m)をプチ縦走しました。

表大雪の場所はここです。

FullSizeRender-10

コースはこんな感じです。

FullSizeRender-6

黄色い線を往復しました。黒岳山頂へは途中までロープウェイとリフトで行くことができます。全て歩く人もいますが、私は頼れるものには頼っていきます。

行き:リフト乗場〜(1.7km:1時間10分)〜黒岳山頂〜(4.1km:1時間30分)〜北鎮岳山頂〜(2.2km:1時間10分)〜比布岳山頂
帰り:比布岳山頂〜(2.2km:1時間)〜北鎮岳山頂〜(4.1km:1時間30分)〜黒岳山頂〜(1.7km:1時間)〜リフト乗場

往復16kmで7時間20分(休憩含)でした。体が鈍っていてしんどかったです。最低でも週一で登山しないとダメですね。

大雪山一帯はアイヌ語で「カムイミンタラ」と呼ばれるようです。意味は「神々の遊ぶ庭」です。その意味に相応しい美しい場所だと思います。

黒岳〜北鎮岳〜比布岳をプチ縦走

3時半頃出発しました。

IMG_8511

 

 

・・・

 

 

・・・

 

 

・・・

 

 

2時間ほどで到着です。

IMG_8512

ここがロープウェイの駅です。

IMG_8515

内部はこのようになっています。切符を購入。

始発(6時)のロープウェイに乗ります。

IMG_8517

次にリフトへ乗り継ぎます。

IMG_8525

写真中央の奥に見えているのが黒岳山頂です。

IMG_8530

これで登山口に到着です。楽チン。

ここから黒岳山頂までは約1.7kmの道のりです。

20150907-DSC_5762

眼下には雲海が広がっていました。

壮大です。

20150907-DSC_5742

雲海の下は層雲峡という温泉街です。

画面に太陽を入れるとゴーストがきついです。このレンズ最大の弱点。

20150907-DSC_5772

これは今年すでに2回も登った二セイカウシュッぺ山です。

今年は紅葉の時期と冠雪してからの2回また登りたいと思っています。

20150907-DSC_5785

表大雪の紅葉は全体の2、3割といったところです(当日は9月7日)。

あと一週間もすれば綺麗な紅葉が広がるはずです。

そして、約1時間10分で黒岳山頂(1984m)に到着です。

20150907-DSC_5791

40分くらいで着くと思っていましたが、思ったよりも手こずりました。

朝方の柔らかい日差しに照らされた美しい景色を見ることができました。

20150907-DSC_5816

20150907-DSC_5817

疲れが吹き飛びます。

すでにウラシマツツジか綺麗に赤く紅葉していました。

20150907-DSC_5798

それにしても雄大です。

20150907-DSC_5793

これから歩いて行く道です。

20150907-DSC_5799 copy

向こう側への期待感が高まります。

天気も良い感じです。

黒岳を出発して北鎮岳に向かいます。北鎮岳までは約4.1kmです。

20150907-DSC_5844 copy

小屋が見えますが、これは石室という黒岳直下にあるキャンプ場です。そして、写真中央の左側の山が北鎮岳です。

いつかここに泊まりたいです。

話によるとすでに水は凍るし、夜間に雪も降ったらしいです。確かに寒い。ここは秋と冬とが一緒に来るようです。

20150907-DSC_5860

歩きます。ものすごく心地よいです。

下のロープウェイで一緒になった人でNikonD4にでかい望遠レンズを付けている方がいました。話し掛けてみるとナキウサギを撮影しに来ているプロカメラマンの方でした。週刊新潮に載せる写真を撮影しているとのことです。とても物腰の柔らかい方でした。

20150907-DSC_5854

この山肌が好みです。 滑らかな感じ。

雲がぽかーと浮かんで気持ち良いです。おとぎ話に出てきそうな雰囲気です。

20150907-DSC_5872

SS80秒くらいで撮影してみます。

20150907-DSC_5870

なかなかイメージしたような写真になりません。雲が壮大に動くイメージでしたが全然です。自然は気まぐれなので仕方ないです。

三脚の足で高山植物を踏まないように気を使います。

20150907-DSC_5889

途中にお鉢平展望台という場所があります。

これは巨大なカルデラです。ここにはかつて富士山のような山があったようですが、大噴火で吹き飛びこの凹地が形成されました。

一体どれほどの爆発だったのだろう・・・想像付きません。

20150907-DSC_5894

焦点距離8㎜(換算約12㎜)で撮影してみます。Nikon一眼レフカメラではこれが最広角ですが全ては納まりません。でかいです。

下の方で標高1950mくらいですが、ここに山が残っていたらどれほどの高さだったのだろう・・・。

20150907-DSC_5911

カルデラの中央には雪解け水などで川が形成されています。北海道で一番長い川である石狩川の源流の一つになっています。

川の水は青い。ここには有毒温泉が噴き出しています。侵入したクマや人が死亡していたという例もあります。

20150907-DSC_5913 copy

北鎮岳が大きくなってきました。

そして、山頂に到着です。

20150907-DSC_5921

1時間30分ほどかかりました。最後の急登がきつかったです。

なんだか雲が多くなってきました。

北鎮岳は2244mで北海道で3番目の高さです。ここからカルデラを眺めてみます。

20150907-DSC_6045

ここからなら全体を写すことができます。

でも、かなり霞がかってきました。朝はクリアな空気だったのに・・・。

20150907-DSC_6053 copy

SS80秒で撮影です。これで霞がなかったら良かったかもしれません。惜しいな・・・。

すぐに比布岳に向かいます。比布岳までは約2.2kmあります。

20150907-DSC_5947 copy

20150907-DSC_6001

この辺りは人気が少ないです。とても歩きやすい。

左側の斜面に雪が残っています。融けきらずにまた冬を迎えるようです。万年雪ですかね。

20150907-DSC_5977

どんどん雲が迫ってきています。

20150907-DSC_5962

チングルマ。

よく山に生えているようですが、私は始めて見ました。

そして、比布岳山頂に到着しました。

20150907-DSC_5981

約1時間10分掛かりました。

山頂からの眺めです。

20150907-DSC_5983 copy

雲が良い感じです。

20150907-DSC_5997

本当は向こうの愛別岳まで行きたかったのですが、雲が多いので断念です。

午後から天気が崩れるようなので早々に下山します。

20150907-DSC_6056 copy

20150907-DSC_6077 copy

帰りも良い景色でした。

そして、リフトに乗って終わりです。

IMG_8543

まとめ

スポンサーリンク


一箇所に張り付いて撮影するのもいいですが、山のように歩き回って脚で稼いで撮影するのも良いです。

やはり山は魅力的です。


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

紅葉の銀泉台へ。赤岳から緑岳を登山。

大雪山系も紅葉が進んでいるということで登山に行ってきました。 今年の紅葉はここ数年では1番良い紅葉かもしれません。 紅葉の赤岳から緑岳を登山 9月19日。連休、紅葉、晴れの組み合わせで、山は大変混むこ …

Mystery Ranch(ミステリーランチ)のクーリー25を購入した。日帰り登山やトレキング用のザック。

前々から30L前後の小さめなザックが欲しくて探していました。 それでMystery Ranch(ミステリーランチ)のクーリー25が良さそうということで購入。今回はそれをご紹介したいと思います。 目次1 …

登山に保険は必要か?割安な山岳保険について。少しの費用で安心を得る。

登山で保険は必要なのでしょうか? 登山をしていると一番心配になるのがやはり遭難や事故です。「私は激しい登山はしないし、簡単な山歩きだから大丈夫」というのは通用しないです。 先日、札幌近郊の1000m級 …

finetrackのフロウラップとドラウトレイを購入した!新しいウェアで更に遠くに行こう!

最近、よく見かけるようになった国産アウトドアブランドのファイントラック。 私も気になっていたのでフロウラップとドラウトレイを購入してみました。 これからやってくる冬にも活躍してくれそうです。 目次1 …

「コットンキャリア・ストラップショット」

登山用おすすめカメラストラップ「コットンキャリア・ストラップショット」を買った。とても良い!

毎回悩まされる登山でのカメラの持ち運び方法。 今までは首からぶら下げるだけだったので、首に負担がかかるし、ぶらぶら揺れて非常に邪魔でした。 以前に書いた、登山で一眼レフカメラを上手に持ち運ぶには?登山 …

About_me_web_site_name

このブログを運用しているWiseCameraです。北海道の田舎在住、写真と山が好き。まだまだ経験や知識を浅いですがコツコツをカメラ勉強中ですので、よろしくお願いします:)
サブブログ(カメラク)も運営しております。

このサイトについて

一眼レフカメラ・写真初心者のカメラブログ[ワイズカメラ]はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。