カメラボディ 機材

ニコンD7200、キャノンEOS 80D・70D、ペンタックスK-3の違いを比較検証。

投稿日:2015年3月18日 更新日:

2015年3月19日、NikonD7200が売り出されました。Nikonではミドルクラス機にあたります。追記:2016年3月にキャノンEOS 80Dが発売されるので、それも加えて比べてみたいと思います。

キャノンやペンタックスにも同じようなミドルクラス機があります。それがキャノンEOS 70DとペンタックスK-3です。

私はD7000のユーザーですが、そろそろ買い替えを考えています。他社に乗り換える気はありませんが、一応それぞれの基本的な仕様の違いを比べてみました。

ボディ

  • D7200・・・約135.5(幅)×106.5(高さ)×76mm(奥行) 約765g 素材マグネシウム合金
  • EOS 70D・・・約139.0(幅)×104.3(高さ)×78.5(奥行) 約755g 素材プラスチック
  • EOS 80D・・・約139.0(幅)×105.2(高さ)×78.5(奥行) 約730g 素材は不明
  • K-3・・・約131.5mm(幅)×100mm(高)×77.5mm(奥行)約800g 素材マグネシウム合金

大きさ

大きさは3機種ともほぼ同じです。若干、K-3は幅と高さで小さいです

重さ

重さに関しては、K-3が一番重いです。D7200とは35g、EOS 80Dとは70gの違いがあります。一番軽いのはEOS 80Dです。

 

 

4機種とも防塵防滴性です。しかし、ボディ素材がD7200とK-3がマグネシウム合金EOS 70Dがプラスチックです。今の所、80Dの素材はアナウンスなしで不明です。

強度にどれほどの違いがあるのかは確かめようがありませんが、ニコンとペンタックスがわざわざマグネシウム合金を使用するのには剛性・耐蝕性・耐久性の点で、それなりのメリットがあるためだと思います。また、プラスチックでは物足りなさも感じます。

センサー

FullSizeRenyukder

カメラでもっとも大事な部分が、センサーです。センサーとは、人間の眼でいう網膜みたいなもので、レンズから取り入れた光を、電気信号に変換します。サイズはすべて同じ「APS-C」です。ただ、キャノンのセンサーは他よりちょっとだけ小さいです。

  • D7200・・・2416万画素
  • EOS 70D・・・2020万画素
  • EOS 80D・・・2420万画素
  • K-3・・・約2435万画素

EOS 70Dが僅かに少ないですが、ほぼ同じ。80Dは画素数が増えニコンやペンタックスと並び2400万画素台になりました。

しかしながら、キャノンのセンサーは自社製ニコンD7200とペンタックスK-3はソニー製のセンサーを使用しています。これによりダイナミックレンジに違いが出るようです。

ダイナミックレンジとはセンサーが感じることのできる最も明るい部分と最も暗い部分の範囲です。この範囲が広い方が明るいものから暗いものまで幅広く撮影でき、白とび黒つぶれが抑えられます。

ソニー製の方がキャノン自社製よりも、ダイナミックレンジが広いと言われています。つまり、ニコンとペンタックスの方がキャノンよりも、写真の白とび黒つぶれが起こり難いとされます。このことから、ニコンD7200とペンタックスK-3が優位と考えられます。

ただし、この中ではEOS 80Dがもっとも最新のセンサーになるので、これが他とどの程度違いが出るのか、今後楽しみです。

ローパスフィルターについて

ローパスフィルターが何かというと、例えば細かな模様を撮影した場合、その画像で模様(モアレ)や色(偽色)というのもが現れることがあります。
模様(モアレ)や色(偽色)とは、伝えにくいんですが、沢山の細かーーい線を撮影したら、もやっと変な模様が出てくることないですか!?あれです。あれを防止するのがローパスフィルターです。

一方で、ローパスフィルターの欠点として、解像度が落ちるといわれています。

  • D7200・・・ローパスフィルターレス仕様
  • EOS 70D・・・ローパスフィルター搭載
  • EOS 80D・・・ローパスフィルター搭載
  • K-3・・・ローパスセレクター搭載

それぞれ違いが出ています。ニコンは解像力を最大限活かすため、ローパスフィルターや光学ローパスフィルターを全く用いない仕様を採用しています。これにより高解像で立体感豊かな、鮮鋭感の高い画像を撮影を実現しています。欠点としてはモアレや偽色が現れる場合があることです。ただ、これも実用上問題ないレベルにまで抑えられていると言われています。

次に、キャノンはローパスフィルター搭載です。キャノンはモアレや偽色の発生と解像感のどちらをとるかという状況で、バランスを重視して、今のところはまだローパスフィルターは必要と判断したということですね。

最後に、ペンタックスはローパスセレクター搭載です。ローパスセレクターは、ローパスフィルターを非搭載とすることで高解像を実現する一方で、必要な時にだけ光学ローパスフィルター(露光中にCMOSセンサーを微少駆動させる)の効果を発揮させ偽色やモアレを軽減します。使いこなすのが難しそうですが、すごいですね。

今後、ローパスフィルターレス仕様が主流になるという見方が一般的です。

キャノンは慎重な印象。ニコンを攻めてる印象。ペンタックスは器用に両方って感じですね。必要に応じて好みを選ぶ必要があります。

画像処理エンジン

画像処理エンジン
画像処理エンジンは、センサー(網膜みたいなもの)から送られてきた電気信号を画像データへ処理する役割を果たします。人間で例えると、網膜(センサー)からの信号を脳みそ(画像処理エンジン)で認識するみたいな感じです。

  • D7200・・・EXPEED 4
  • EOS 70D・・・DIGIC 5+
  • EOS 80D・・・DIGIC 6
  • K-3・・・PRIME III

画像処理エンジンは、移り変わりが早いです。ニコンD7200は最新の画像処理エンジンが搭載されています(追記:2016年、D500にEXPEED 5が搭載されました。よって、D7200は一世代古くなりました)。

また、ペンタックスには画像処理エンジンに2つの系統があります。1つはPRIME系でその最新型はK-3に搭載されている「PRIME III」です。
もう1つはPRIME M系でその最新型がK-S2などに搭載されている「PRIME M II」です。なので、K-3には一応最新の画像処理エンジンが搭載されています。(追記:K−1にPRIME IVが搭載されました。なので、PRIME IIIも一世代古くなりました。2016年2月時点)

一方で、キャノンはDIGIC 6+が最新なので、EOS 70Dは二世代古い画像処理エンジン搭載です。EOS 80Dも一世代古く最新ではありません(2016年2月時点)。

画像処理エンジンは、ノイズ低減性能に貢献します。ならべく最新のもののほうが、ISO感度を上げた時のノイズに強いことになります。

ISO感度

  • D7200・・・100~25600
  • EOS 70D・・・100 ~ 12800
  • EOS 80D・・・100 ~ 16000
  • K-3・・・100~51200

これはペンタックスK-3が圧倒的にずば抜けています。ただ問題はどこまでノイズに対し許容範囲で使用できるかです。

「DxOMark 画質評価」というものがあります。これによると、画質の点でISO感度の許容値が、D7200が1333K-3が1216EOS 70Dが926となっています。K-3とD7200が少しの差で、EOS 70Dが大きく低いです。

この違いはセンサー性能や画像処理エンジンの違いによります。

これはD7200が良さそうです。また今後、EOS 80Dにも期待できますね。

追記:D7200のセンサースコアによると、ダイナミックレンジのスコアに関してはフルサイズ機のD750を上回っています。D7200のセンサー性能は高感度以外ではフルサイズ機に肉薄しています。

AF

測距点(フォーカスポイント)

  • D7200・・・51点(15点クロス)
  • EOS 70D・・・19点(19点クロスタイプ)
  • EOS 80D・・・45点(45点クロスタイプ)
  • K-3・・・27点(25点クロスタイプ)

測距点が多い方が、画面の様々の場所でピントが合いやすく、また動く被写体にピントをより合わせやすくなります。被写体が動いても、AF測距点が次々に被写体を追従しピントを合わせてくれるんですね。

この点に関しては、D7200が一番多く、EOS 70Dが最も少ないです。EOS 80Dでは大幅に測距点が多くなっています。

ただ、単純に測距点は多ければ良いというわけでもありません。クロスセンサーの数など細かな違いもあります。クロスセンサーとは、ざっくり言うとより精度の良いAFセンサーです。もちろん、各メーカー使っている技術も違います。

私が実機を触った感じでは、キャノンEOS 70Dが一番AFの動きが良いように感じました(使うレンズに依存する部分もありますが・・・)。キャノンEOS 80Dも期待できますね。

AF輝度範囲

  • D7200・・・EV–3〜+19
  • EOS 70D・・・EV-0.5 〜 +18
  • EOS 80D・・・EV-3 〜 +18
  • K-3・・・EV-3~18

AF輝度範囲が広いほうがより明るい場所から暗い場所まで幅広くピントの照合精度が上がります。

D7200、EOS 80D、K-3はEV-3の暗さまで対応です。月明かりの暗さがEV-2と言われているので、EV-3はもはや肉眼でもはっきり見えない暗さではないでしょうか。そこまで暗い場所でもAFでピントが合いやすいです。

暗いシーンではD7200、EOS 80D、K-3の方が自由度があります。EOS 70Dは暗所でのAFはイマイチとなります。

その他

EOS 70D、EOS 80Dでは「デュアルピクセルCMOS AF」というのもが採用されており、ライブビュー撮影や動画撮影でもAFは早くスムーズです。しかも静か。動画撮影などでも他2機種より優位です。

 

ペンタックスはAFが遅く音が大きい印象が抜けないですが、K-3でAFは改善されたと言われていました。しかし、それでも音はします。画像なら問題ないんでしょうが、動画を撮影したいのなら問題ありそうです(もちろん使用するレンズによっても違うんでしょうが)。AF速度は、実機をいじった感じでは速くは無いですが特にストレスも感じなかったです。ただ、キャノンやニコンと比べると劣ると思いました。

これも、動体を撮影するか静物を撮影するか、カメラを使う目的で良し悪しが変わります。

シャッター

シャッタースピード

  • D7200・・・1/8000~30
  • EOS 70D・・・1/8000~30
  • EOS 80D・・・1/8000~30
  • K-3・・・1/8000~30

同じです。

連続撮影

  • D7200・・・最高約6コマ/秒
  • EOS 70D・・・最高約7コマ/秒
  • EOS 80D・・・最高約7コマ/秒
  • K-3・・・最高約8.3コマ/秒

これは違いが出ています。K-3が最速で最高約8.3コマ/秒。ニコンが一番遅いです

あと連写に関し、連続撮影可能枚数も異なります。これが少ないと、いくら連写が早かったとしても、画像データをSDカードに記録するまでリロード状態で連写が止まってしまいます。これは画像データをカメラ内に一時保存するバッファー容量に依存します。

D7200は連続撮影可能枚数がRAW18コマ(jpeg100コマ)。EOS 80DはRAW20コマ(jpeg77コマ)。EOS 70DではRAW15コマ(jpeg40コマ)。K-3ではRAW23コマ(60コ)。
EOS 80Dは70Dよりも強化されたようです。

特にRAW撮影ではK-3が連写速度も連続撮影枚数も優位ですEOS 80Dも良さそうです。

モニター

  • D7200・・・3.2型、約122.9万ドット
  • EOS 70D・・・3.0型 約104万ドット
  • EOS 80D・・・3.0型 約104万ドット
  • K-3・・・3.2型 約103.7万ドット

大きさ・綺麗さ

写真の出来を確認したり、モニターって大切です。これはD7200が大きく高画質です。

ファインダー

  • D7200・・・上下左右とも視野率約100%。ファインダー倍率0.63倍(35mm換算)ペンタプリズム使用
  • EOS 70D・・・上下左右とも視野率約98% ファインダー倍率0.59倍(35mm換算) ペンタプリズム使用
  • EOS 80D・・・上下左右とも視野率約100% ファインダー倍率0.59倍(35mm換算) ペンタプリズム使用
  • K-3・・・上下左右とも視野率約100% ファインダー倍率0.63倍(35mm換算) ペンタプリズム使用

視野率

ファインダーで見えた範囲が、そのまま写真になるとは限りません。

それを表す数値に、視野率と言うものがあります。例えば、視野率100%ならァインダーで見たものがそのまま写真になります。一方で、視野率約95%であれば、5%分の見えない部分も写真になります。なので、ファインダーで見えなかった余計なものが写真に写ってしまうことがあるのです。折角、構図を決めても台無しになる可能性もあります。

EOS 70Dだけ視野率98%。他3機種は100%です。キャノンは80Dでやっと視野率100%になりました。

ファインダー倍率

ファインダー倍率とは、ファインダー内がどれほど広いかの目安になります。もちろん、倍率が高い方が広くて、ピント合わせなどが楽です。

キャノンのセンサーが少し小さいので、ファインダー倍率0.59倍で一番低くなります

ペンタプリズム、ペンタミラー

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ファインダーの素材にも色々と違いがあります。「ガラスペンタプリズム」と「ペンタミラー」です。両方とも、レンズから入った光をファインダーへ反射させるという同じ役割を果たすんですけどね・・・。

ガラスペンタプリズムは大きな五角形のガラスの塊です。重く高価でありますが、明るく像がはっきりするので見やすいです。一方で、ペンタミラーは鏡を組み合わせただけです。軽く安価ですが、暗く像が小さくなったりします。

4機種ともガラスペンタプリズム使用です。

 

 

全体的にファインダーの造りはD7200、EOS 80D、K-3に軍配が上がり、70Dで劣ります。

Wi-Fi

D7200、EOS 70D、EOS 80DでWi-Fiが内蔵されています。ルーターなど特別な機械がなくても、カメラだけでスマホやタブレットに写真を転送できます。

便利そうです。

K-3には内蔵されていないので、その場でスマホやタブレットで写真を見たければWi-Fi内蔵SDカードなどが必要です。

その他

その他の大きな特徴です。

K-3だけ自動水平補正

カメラの左右の傾きを、センサーを回転させて補正。自動で水平に近づけます。補正可能角は最大約±2度(SRオン時は最大約±1度)。手持ち撮影時はもちろん、三脚使用時にも有効です。

最大約±2度だけど心強いです。

K-3だけボディ内手ぶれ補正機構

センサーシフト方式の手ぶれ補正機構を搭載。手ぶれしやすい望遠レンズレンズだけでなく、広角レンズや明るい大口径レンズ、超薄型・軽量のパンケーキレンズでも効果を発揮し、解像感の高い画像が得られます。最大約3.5段分補正可能です。

手ブぶれ補正が搭載されていないレンズなんかを使用するときに良いですね。ニコンとキャノンには無いのでうらやましいです。

K-3だけTAvモード

TAvモードは、絞りもシャッタースピードも自分で選定するモードです。

「マニュアルモード」のようですが違う点が1つあります。それはISO感度が変動し露出を自動で制御してくれる点です。

何に良いかといえば、例えば、「絞り」で「被写界深度」を調整しつつ、動くものに合わせてシャッタースピードも決めたいという場合です。その設定に合わせてISO感度が自動で露出を制御してくれます。

これにより、マニュアルモードみたいに極端に暗くなったり明るくなったりしないで済みます。

追記:この機能がTAvモードという選択モードとしてあるのはペンタックスのみですが、ニコンやキャノンでもMモードにしてISOをAUTOにすれば同様のことができます。

D7200だけクロップモード

D7200は焦点距離が約1.3倍になるクロップの機能が使えて、35mm判換算では約2倍相当の焦点距離でレンズが使えるので望遠望遠撮影に有利に使えます。

トリミングでもいい気がしますが・・・。

EOS 70D、EOS 80Dだけバリアングル・タッチパネル

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これはキャノンEOS 70D、80Dだけです。

バリアングルでモニターで動かすことができます。ローアングルで低い位置の撮影や腕を伸ばしたハイアングルでの撮影で便利だと思います。三脚を使った撮影でもカメラが操作しやすくなりそうです。

タッチパネルでは撮影のさまざまな設定はもちろん、ISO感度やシャッタースピードなどの設定からオートフォーカス、シャッター、再生操作など直感操作で行えます。

EOS 80DだけフルHD60Pで動画撮影

60Pとは、1秒間に撮影されているフレーム数が60枚であるということです。これにより映像がさらに滑らかになります。

ちなみに、70Dは30Pで30枚でした。D7200はフルHDでは30P、K-3も30Pまでです。

まとめ

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ニコンD7200は全体的に安定感を感じます。D7100の欠点も解消されているようです。ローパスレス仕様で解像感のある画質も期待できます。まだ、高いですが購入して残念にはならないと思います。あと、センサーが良いです。

ペンタックスK-3は、連射性能8.3コマ/秒とバッファー容量、ボディ内手振れ補正機能、ローパスセレクター機能など面白い機能がありとても魅力的だと思いました。一方で、AFが気になる点です。あと安いです。なので、AFの速さを気にしないならこれです。コスパ良いです。

キャノンEOS 70DはAFが早くて動体に強そうですが、その他の点で他2機種より魅力的な部分が少ないように感じます。上にはEOS 7D Mark Ⅱがあり、下には新機種8000Dがあります。ポジション的に微妙な立ち位置です。しかしながら、動く被写体を多く撮影する人や動画撮影も撮りたい人にはいいかもしれません。タッチパネル・バリアングルも使い易そうです。
キャノンEOS 80Dでは70Dの弱点は補強できたように思います(ファインダーやAF関係など)。あとは価格次第です。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 80D ボディ EOS80D


Nikon デジタル一眼レフカメラ D7200


PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-3 ボディ ブラック ローパスセレクタ 最高約8.3コマ/秒・最大約60コマ高速ドライブ -3EV低輝度対応 15532


Canon デジタル一眼レフカメラ EOS70D ボディ EOS70D

個人的に順を着ければ、ニコンD7200,キャノン80D,ペンタックスK-3、キャノンEOS 70Dです。


  1. めがねルーサー より:

    各項目とも読みやすいです。各社のサイトを見ていては面倒になる比較が、ここでは一目で判りました。

    一か所だけ、ちょっと結論がおかしいと思います。

    >キャノンは慎重な印象。ニコンを攻めてる印象。ペンタックスは器用に両方って感じですね。必要に応じて好みを選ぶ必要があります。

    それぞれが一長一短、好みで選ぶもの・・・ではなく、この項目は、どう見てもペンタックスの圧勝では? 

    • カメラ初心者 より:

      めがねルーサーさん

      コメントありがとうございます。

      参考にしていただけて嬉しい限りです!

      気になる部分があるということですが、ローパスフィルターについてですね。

      個人的意見ですが、ペンタックスのローパスセレクターは過剰な機能のような気がします。
      私は普段撮影していて「ここはモアレが出そうだな」とか思ったことは全くありません。ということは、ローパスフィルターをシーンに応じてon/offで使い分けるということは殆どしないのではなかと思います。ずっとoffにしていそうです。

      また、たまにonにして使い、その後にoffにし忘れたまま風景などを撮影してしまい失敗したなと思うこともあるかもしれません。

      であるならば、CanonやNikonのようにどちらかに割り切っている方が、余計なことを考えずに使いやすいかもしれません。

      ということで、ペンタックスのローパスセレクターは機能としては優れているけど、実際に使いこなせるか疑問です。その点で「必要に応じて好みを選ぶ必要があります」という結論になりました。
      シーンに応じてモアレが気になり、ローパスセレクターを使いこなせるのであればペンタックスが良いですし、それが面倒くさいのであればCanonかNikonが良いとなります。好み次第です。

  2. エルガ より:

    AFの説明欄に70Dが2つありますが……
    上が70D下が80Dですよね?

    • ワイズカメラ より:

      エルガさん

      ご指摘ありがとうございます:)
      上が70D下が80Dでした、訂正させていただきました。

      ありがとうございます:)

  3. 写真好き より:

    キャノン EOS70でも、マニュアルモードでISO感度「AUTO」使えていた気がしたので、引っぱり出してみたけれど、やはり出来ましたよ。
    操作間違っていなければですが。

    • ワイズカメラ より:

      写真好きさん

      コメントありがとうございます!

      ニコンでも同様のことができることを最近しりました・・・、キャノンでもできるのですね!
      追記させていただきます:)
      ご指摘ありがとうございます!

  4. はせにぃ より:

    勉強させていただきました^ ^

    只今ペンタK-50を使ってまして、2年少し使っています。
    充分でもありますが、肩液晶、ミラーショックなどなど…K-3Ⅱってどうなんだろう?
    他社同ランクの機種との違いはどうなんだろう、と知りたかった事ばかりです。
    レンズもいくつかあるので、自動的にペンタになる予想はついてますが、、

    星を撮る時には内蔵GPS系が重宝しそうです^ ^

    • ワイズカメラ より:

      はせにぃさん

      コメントありがとうございます:)

      参考にして頂けたようで嬉しい限りです!
      ペンタックスは他社にはない機能が搭載されていて、ニコンユーザーから見ても羨ましいです笑

  5. 胡強 より:

    失礼致します、Vemico会社の広報担当の胡と申します。BLOGにてお客様のレビューをご拝見させて頂きました、つきましてはお客様に弊社のNP-F970バッテリーのレビューを投稿して頂きたく存じます。レビュー用機材に関しましては無償にて提供させて頂きます。御返事お待ちしております。どうぞよろしくお願いします。

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