ずっと撮影してみたいと思っていた旭岳のシュカブラ(風紋)。
なかなか天気が優れなかったのですが、久しぶりに快晴ということで行ってきました。
冬の大雪山系は真っ白と真っ青だけの世界。本当に綺麗でした。
厳冬期の旭岳でシュカブラを撮影
旭岳のある表大雪は冬季に北西から恒常風が吹くのでシュカブラが形成しやすい場所。北海道を代表する風景でもあるので、ベタではありますが是非とも撮りたい風景です。
本日は旭岳ロープウェイで一気に標高1600mまで上がり、あとはスノーシューで歩き回ります。
スノーシューはあった方が良いですが、なくても何とかなります。ラッセルで疲れますが。
旭岳はそこらじゅうシュカブラだらけですが、それでも地形的にカッコいいやつが出来やすい場所があります。夏の地形を思い出しながら良い感じのシュカブラを探す。
シュカブラと旭岳。風が削り出す雪の模様と真っ青の冬空が綺麗です。山の上で空気が綺麗だからか、地上よりも雪が白く磨かれて見えます。
14㎜でも狭く感じるのでLAOWAの10-18㎜みたいなレンズが欲しくなる。
縦構図でも。
こんな天気ならスマホのカメラでも良いくらい。
モノクロでも仕上げてみました。
冬景色はモノクロ映えします。
海のように一面にシュカブラが広がっています。シュカブラは思ったよりも大きい。
この日はオーストラリア人のスキー客がすごく多かったです。三脚を持って歩き回っているのは私くらいでした。
スノーシューのトレースも絵になります。ちょっと彩雲も見える。
太陽の光が当たると暖かく感じますが、気温は氷点下15度くらいで風も強いので耳や手が冷えてきます。
旭岳は活火山なのでいくつもの噴火口があります。
ご覧の通り水蒸気!?が立ち上っています。
これがかなり近くまで行くことができる。
轟音と共に物凄い勢いで水蒸気が噴出しているので、近づくとちょっと怖くなってきます。
風向きが変わるとこっちまで真っ白に。
硫黄臭がすごいので体に悪そうです。
かれこれ4時間ほど歩き回って下山。
ここは4月まで深い雪に覆われているので、まだまだチャンスを狙って撮影に行きたいと思います。今度は夕暮れのサンピラーも見てみたい。
まとめ
今回、ちょっと運動不足を感じましたね。
冬は動かなくなるので体力が落ちます。運動せねば。