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L型プレートを買って縦構図の操作性が抜群に。天の川のアーチをパノラマ撮影したい。

投稿日:2016年4月21日 更新日:

私はいつも横構図ばかり撮影しています。

ただ、縦構図でも積極的に撮影しようかと思いL型プレートを購入しました。

IMG_0813

そもそもアルカスイス互換の雲台を購入したのもL型プレートを使いたかったからです!

これで天の川をパノラマ撮影したいのです:)

Neewer® Nikon D750用黒金属クイックリリースL型プレートブラケットハンドグリップFD750L、カスタムメイドはArca-SwissRRSに適応

このL型プレートは細かな点は価格相応ですが、必要十分な機能は問題なく果たしてくれます。

とりあえず、L型プレートを試してみたい方には良いかもしれません:)

※L型プレートは基本的に縦横両方向で使用できます。縦専用という訳ではないですよ。

L型プレートを買って縦構図の操作性が抜群

L型プレートって数万円する高価なものというイメージが勝手にありましたが、探せば廉価なものも多数ありました。

中には汎用性の格安ものもありますが、大きさが合わなかったり、レリーズが挿せなくなったりなど問題が起こりやすいようなので、一応私はD750専用のL型プレートを購入しました:)

IMG_0813

触った質感は削りが荒い!?感じがします。角が立つ感じで滑らかではないです。

このあたりは価格なりだと思います。

角度を色々変えて外観を見てみます。

IMG_0818

IMG_0820

IMG_0819

見た目はこのような感じです。

触り心地は良くないですが剛性は十分あるようです。

FullSizeRender-7

D750に装着するとこのような感じです。

ぴったりですね。

IMG_0827

側面も形がぴったりで各挿入口が塞がることはありません。汎用性のプレートはカメラによってはこれが塞がってしまうこともあるようですね。

 

それで、そもそもL型プレートの何がメリットなのか!?

IMG_0835

通常のクイックシューで縦構図をしようとすると、カメラはこのような体勢になりますね。

これだとカメラの重さが三脚にうまく乗りません。

IMG_0835_のコピー

こんな感じです。

なので、三脚が不安定になるし、振動やブレを拾いやすくなってしまいます。また、レンズやカメラが重いと下がってしまうことも。

そして、雲台の動きが制限されてしまうので構図が決めにくいです。

一方で、L型プレートを使うとこうなります。

IMG_0833

これならカメラの重さがまっすぐ三脚に乗ります。

IMG_0833_のコピー

三脚が安定するし、振動やブレも防ぎやすいです。重い機材でもしっかり支えられます。

そして、構図も決めやすいです。かなり便利:)

また、カメラを水平方向に回転させる場合、

FullSizeRender-6

L型プレート無しだとカメラ自体の位置が動いてしまいます。

なので、被写体とカメラの位置関係が大きく変わってしまうこともあります。

FullSizeRender-8

一方で、L型プレートがあるとカメラが中心になって回転するので、被写体とカメラの位置関係が大きく変わることがありません。

やはり、こちらの方が構図の調整をしやすいですし、パノラマ撮影にも向いています。

ということで、縦構図の撮影においてL型プレートの恩恵は大きいです!

IMG_0838

ただ、微妙にレリーズが干渉してしまいます。レリーズの線が邪魔をしてクランプがカメラの中心から少しズレてしまいます。皆さんこれはどうしているのだろうか・・・。無線でシャッターを切るとか!?

 

早速、試しにパノラマ撮影してみました。

IMG_0840

被写体も何もないだだっ広い場所です。

焦点距離24㎜で縦構図にし、30度毎ずらし7枚撮影。それをLightroomでパノラマ合成してみました。

20160421-_DSC0596-Pano copy copy

つなぎ目も目立たずに合成できました。多分、これで180度以上の範囲が写っているはずです。

はやく星のアーチを描きたいです:)

まとめ

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ということで、撮影したい写真に一歩近づきました:)

憧れの写真に近づいてくるとわくわくしますね!早く新月期になって欲しいです!

Neewer® Nikon D750用黒金属クイックリリースL型プレートブラケットハンドグリップFD750L、カスタムメイドはArca-SwissRRSに適応


  1. 北街角 より:

    主さん、こんばんは。
     記事見て当初は、縦プレート?三脚で普通に縦撮影できるんじゃ?って思ってましたが、なるほど!でした。
     重いレンズになるほど三脚がより不安定になるだろうから、縦プレートの恩恵は記事のとおりに大きいですね。 
     レリーズの接続点干渉の関係は、実用には問題のないレベルなのでしょうか?
     気になるようなら、ワイヤレスですかね。。
     
     

    • ワイズカメラ より:

      北街角さん

      コメントありがとうございます!

      そうなんです!重いレンズだと普通のクイックシューだと厳しいです。
      操作性もかなり良くなりますし:)

      価格もそこまで高くはないので導入しやすいです:)

      レリーズはとりあえずは大丈夫そうです!
      このまま使ってみます。5月の新月期に使い始めようと思います:)

  2. mickey より:

    買っちゃいましたね。

    私はプレート着けっぱなしです。

    縦で三脚に据えることもあまりありませんが、いざという時に
    楽ですし、普段その辺に置くのにもカメラが直接下に当たらないので
    傷防止にも成ります。

    縦構図の時は、有線のレリーズは付けずに
    タイマーを3秒にしてシャッター切ってます。

    • ワイズカメラ より:

      mickeyさん

      コメントありがとうございます!

      以前、mickeyさんにL型プレートを教えていただいてから、ずっと頭に残っており、ついに買ってしまいました:)

      傷防止にもなるのですね!確かに!そんな利点もあるのですね:)

      タイマー機能ですか!有線のレリーズがダメならタイマーにしてみたいと思います:)

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