秘境駅、旧白滝駅に行ってきた！一人の女子高生と駅廃止の話を知っていますか！？

道東には旧白滝駅という秘境駅があります。

秘境駅ファンには有名らしいです。

私は道東住まいなので何度も通ったことはありますが、僻地の寂れた駅くらいにしか考えていませんでした。

しかし、この駅が一人の女子高生の卒業と共に廃止になるというのです。

ちなみに、旧白滝駅はここにあります。

なんだか気になったので行ってきました。

旧白滝駅の一人の女子高生と廃止の話

女子高生と駅廃止の話というのは以下のことです。

JR北海道・石北本線の旧白滝駅が、3月26日のダイヤ改正で廃止される。終戦直後の1947年に開業、70年近く使われてきた無人駅だが、主な利用者は通学に使う女子高生1人だけ。その女子高生が卒業するのに合わせて、駅の使命を終えることになった。

旧白滝駅は鉄道ファンから「秘境駅」と呼ばれており、近くには数軒の民家があるだけ。上りは1日3本止まるが、下りは1本だけだった。

2015年7月22日の北海道新聞によると、同駅を利用する高校3年生の女子生徒は「旧白滝で乗り降りしている人は自分以外にほとんどみかけない」とし、「私が卒業したら廃止になるかもしれないと聞いていたが、実際になくなるのは寂しい」と残念がっていたという。
参考：【旧白滝駅】女子高生1人だけが使っていた秘境駅、卒業と同時に廃止へ

なんだか切ない話ですね。

でも、これが地方の現実です。病院ですら潰れかかっていますから。

ちなみに、旧白滝駅の前後にある上白滝駅と下白滝駅も同時に廃止になります。どれも秘境駅ですが、特に上白滝駅は上下共に1日１本しかなく日本一列車本数の少ない駅となっています。

今回は旧白滝駅にのみ行ってきました。

こんな秘境駅が私の地元からそう遠くない場所にあるという事実に驚きです。

駅というか小屋ですね。

これがお客さんが一人しかいない駅です。ぽつん・・・。

列車の運転手もこの学生が乗ってこないと「あれ！？風邪かな・・・」とか思っていたのでしょうか・・・。

ちなみに、北海道では列車のことを「汽車」と呼んでいます。

しかし、寒いです。地吹雪が輝きます。

−１０度以下になってくると雪質や空気が明らかに変わってきます。太陽の光すら変化するようです。なので、やはり冬景色は−１０度を下回った方が雰囲気が良いです。

そして、今日は寒くて良い雰囲気です。

中に入ってみます。

田舎のバス停みたいですね。

下り１本、上り３本。

帰りは部活があってもなくても丁度良くなっているようですね。

裸電球が良い感じ。

もし、これがLEDとかなら雰囲気台無しですね。

色々とメッセージが書かれています。もっとおしゃれに撮影すれば良かったです。いつも風景写真ばかりなので、こうゆうのをうまく撮影できない。

あと、ノートがあって沢山の書き込みがありました。

中でゆっくりしていたら偶然にも汽車が止まりました。

結構な人が写真を撮っていきました。車も数台追ってきます。人気。

下白滝駅、旧白滝駅、上白滝駅で秘境駅三兄弟みたいな観光資源になりそうだけどな・・・。もったいない気がします。

これもで昔はある程度人がいたのでしょうね。

今は数軒の民家があるだけです。

夜も撮影。

街灯の明かりにぽつんと駅、みたいなのをイメージしていましたが難しい・・・。

横殴りの雪が降ってきたのでここで終了です。

まとめ

あと一ヶ月少々で長い歴史が終わります。

こうやってだんだん地元の駅が少なくなっていくのだろうな・・・どうにかしてうまいこと人を呼び込みたいものです。

写真でそれが可能だろうか！？