三脚 機材

自由雲台 ARCA SWISS(アルカスイス)Z1+を購入した!B&Hで個人輸入しました!

投稿日:

Gitzoシステマ3型3段ロングに付ける雲台としてARCA SWISS(アルカスイス)モノボール Z1+を購入しました。

Gitzoの三脚にARCA SWISSという至高の組み合わせ。

また、初めてB&Hで個人輸入も体験しました。思ったよりも簡単でした。

B&HでARCA SWISS モノボール Z1+を安く購入

アルカスイス製品は日本ではケンコーが代理店となっていますがお値段が少々高いです。

そこでB&Hで購入してみることに。ちなみに、B&Hとはカメラ、オーディオ機器やパソコン関連などを扱っているアメリカのヨドバシカメラみたいなものです(個人輸入した商品はメーカーの保証を受けられないようなので、その点が心配なら国内の代理店で購入した方が良い)。

早速、B&HでARCA SWISS モノボール Z1+を探してみると在庫を発見(サイトの表示は旧モデルでしたが、ちゃんと新モデルが届きました)。ポチりました。

価格は379.95ドルです。そこに送料22.21ドルが加わり合計402.16ドルで購入。当時のレートで約45400円です。日本で買うよりもずっと安い。

ただ、心配なのが関税などです。これは商品到着時に支払いますが、初めての個人輸入なのでいくら掛かるのか分かりません。また、金属製品なのか、革製品なのか、物によっても税率が変わります。

私がざっくり計算してみたところによりと、課税価格27240円(商品代金×60%)×関税率3%で約817円が関税額と予想(海外小売価格の60%が課税価格となり、また雲台はアルミ等製品だとし関税率3%で計算しました)。それから、消費税も掛かるので45400円×5%で2270円も加わります。と言うように、だいたい3000円〜4000円の支払いになるかなと思っていました。

それで実際に支払った額がこれです。

輸入関税が700円、輸入国内消費税等が2000円、立替納税手数料が1080円合計3780円でした。立替納税手数料というものが発生するのですね。

結局、すべて合計で49180円でARCA SWISS モノボール Z1+を購入できたことになります。やはり安いです。

また、12月6日注文し翌7日発送、手元に届いたのが12日だったので思ったより速かったです。商品追跡も随時可能でした。

ちなみに、B&Hの具体的な使い方などはすでに丁寧に解説されているサイトがあるのここでは端折ります。

ARCA SWISS モノボール Z1+を見てみる

ついに我が家にやってきたZ1+。気品溢れる雰囲気です。

スペックは重さ約690g、耐荷重60kg、ボール径50㎜、高さ108㎜、ベース径70㎜。

今まで使ってきたSIRUI K-30Xと比較するとこんな具合。Z1+の方がボール径が大きい分太いですね。

K-30Xも十分ヌルヌル動きましたが、Z1+はサラサラと優しく撫でる感じで動きます。グリスで滑らせている感がないのにスムーズ。

Gitzoシステマ3型3段ロングに付けるとぴったりな大きさ。

似合う。かっこいい。

メインのノブはフリクションもコントロールできるようになっています。また、1〜12までのメモリも付いているの調整しやすいです。

ノブは指1本で撫でるくらいの少ない力でも回り、それでがっちりボールを固定できます。ものすごく精度が高いです。

クランプの使い心地を心配していましたが、個人的には何も問題ありませんでした。普通に今まで通り使えそうです。

ただ、そのうちパンニングクランプなども付けてみたいなと思っています。

パンニングは涙型のレバーを回すことで操作できます。これも指1本で素早く開放と締付けるを行えるので便利です。

ただ、私のGitzoシステマの場合、レバーを下げた時にプレートに干渉します。

こんな感じで、これ以上は下げられません。ただし、上写真の状態でパンは回るので、使用上は問題ありませんでした。

もちろん、固定力も抜群です。

当然ですがこれくらいのカメラとレンズではビクともしません。

これで長秒撮影でも微ブレをなくせるでしょうか。これからの撮影が楽しみです。

 

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まとめ

ついにARCA SWISS モノボール Z1+を手に入れました!

それで沼はこれから!?


  1. 老眼親父 より:

    B&Hで購入されましたか。小生もZ1+kirkは、アトリエJinでしたが以降のL型プレート、サンニッパの三脚座等は、辞書を引きながらB&Hで購入しました。確かに銀一、アトリエJinと比較すると日本で購入するのが馬鹿らしくなりますよね。もう一つZ1+kirkをB&Hで目論んでいるのですが、個人で改造出来ないので二の足を踏んでいるところです。しかし、アルカスイスを使うと他の雲台には戻れなくなってしまうほど滑らかな動きですよね。それとジッツオの鋼製は、確かにしっかりしてると感じます。

    • ワイズカメラ より:

      老眼親父さん

      コメントありがとうございます!

      本当にB&Hは安くて思ったより便利です:)

      個人で改造は確かに躊躇しますよね、やってみたいと言う興味はありますが、失敗した時のダメージが大きいです。

      もうアルカスイスに惚れ惚れしています笑

  2. mickey より:

    昨年B&HでRRSのプレートを購入しましたが、いくら待ってもメールも来ないので
    オーダーが上手く出来なかったのか、不安になっていましたが
    よくよく調べると、オーダーの翌日から会社が長期休暇に入っていて
    注文から届くまで1ヶ月近くかかりました。

    再度注文ボタンを押して、危なく複数購入することになるところでした。

    • ワイズカメラ より:

      mickeyさん

      コメントありがとうございます!

      会社が長期休暇というパターンもあるのですね・・・。
      それに気づいて良かったですね:)
      日本じゃ考えられないですね笑

  3. k.sky より:

    初めてコメントします。
    k.skyと申します。
    貴サイトはほぼ毎日拝見しています。
    特に撮影機材の検証記事や撮影現像テクニックの記事は客観的で有用なものた多くいつも参考にさせていただいており、感謝しています。
    私事になりますが、最近手持ちの自由雲台が故障したのを機にRSS BH40かarcaswiss Z1+ を検討しています。
    そこで教えていただきたいのは導入から8ヶ月経ってのZ1+の使用感ですがいかがでしょうか。特に200mmから400mmあたりの焦点距離のレンズで俯瞰で構図を決めるとき、メインノブを軽く締めてピタリと止まりますか。締め付けるとき、若干でも構図が動きますか。この辺のところは使用されたかたでないとわかりにくいところですので教えていただけると助かります。
    色々調べるのですが、使い込んでどうだったかとの視点で書かれた記事は意外に少ないのでこの辺を教えいただけると私のようなものには大変助かります。
    勝手なお願いばかりですみません、手が開いたときにでもお教えいただければ幸いです。

    • ワイズカメラ より:

      k.skyさん

      いつもブログを見ていただきありがとうございます。

      Z1+の使用感の使用感ですが、nikon200-500mmf5.6を使用した際にも、軽くノブを回しただけでしっかり止まりますよ。以前使っていたSIRUIk-30とはレベルが違います。素晴らしい雲台だと思います。
      構図の動きについてですが、私は厳密に観察したことはありませんが、殆どないと思っています。

  4. kenji.s より:

    はじめまして。
    私も先日B&HよりZ1+、RRSのクランプ、Lブラケット、レンズフット購入しました。
    サクセスホリデー?とやらの休みに入り到着まで2週間かかりました(笑)
    Z1+のノブの目盛りの意味がよくわかりません。
    フリクションの強さなんでしょうか?
    どの数字の位置でも固定できますし、フリクションダイヤルを回してもいまいち効いているのかよくわかりません。
    分かりやすく解説頂ければ助かります。
    宜しくお願い致します。

    • ワイズカメラ より:

      kenji.sさん

      初めまして、コメントありがとうございます。

      Z1+おめでとうございます!
      メモリは締め付け具合の強さだと思います。軽い機材なら、どの位置でも固定できますが、重い機材なら目盛りの数字が大きくなるまで締めないと、おじぎする時があります。

      フリクションダイヤルを回すと、全解放(目盛り0)まで出来なくなるはずです。フリクションの調整で、目盛りいくつまで解放できるようになるのか、コントロールできるようになっていますよ。

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